「インターネット エクスプローラー」のサポート 16日にちに終了しゅうりょう

インターネットの閲覧えつらんソフト「インターネット エクスプローラー」のサポートが今月こんげつ16日にちに終了しゅうりょうします。プログラムの更新こうしんが行おこなわれなくなりウイルス感染かんせんなどの危険きけん性せいが高たかまることから、ソフトの供給きょうきゅう元もとのマイクロソフトが新あたらしい閲覧えつらんソフトの利用りようを呼よびかけています。

「インターネット エクスプローラー」は1995年ねんに提供ていきょうが始はじまり、家庭かていや企業きぎょうで広ひろく使つかわれてきましたが、今月こんげつ16日にちにサポートが終了しゅうりょうします。

マイクロソフトによりますと、その後そのごはセキュリティー対策たいさくの更新こうしんが行おこなわれず、使つかい続つづけた場合ばあい、ウイルス感染かんせんなどの危険きけん性せいが高たかまることから、別べつの閲覧えつらんソフト「マイクロソフト エッジ」の利用りようを呼よびかけています。

ウィンドウズ10以降いこうのパソコンには「エッジ」が標準ひょうじゅん搭載とうさいされていて、ソフトをインストールする必要ひつようはなく、そのまま「エッジ」を利用りようできるということです。

ただ、IPA＝情報じょうほう処理しょり推進すいしん機構きこうによりますと、企業きぎょうの会計かいけいや出退勤しゅつたいきん管理かんりなどのシステムの中なかには「インターネット エクスプローラー」の利用りようを前提ぜんていに開発かいはつされたものも多おおく、改修かいしゅうなどの対応たいおうが必要ひつようになるということです。

IPAのセキュリティセンターの柴本しばもと憲一けんいちさんは「業務ぎょうむシステムの改修かいしゅうには相応そうおうの期間きかんが必要ひつようなので、企業きぎょうや組織そしきは早はやめの対応たいおうをしてほしい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース