米べいカンザス州しゅうで異常いじょうな猛暑もうしょ、畜牛ちくぎゅう２０００頭死とうしぬ

　米べいカンザス州南西部しゅうなんせいぶで、猛暑もうしょのために死しんだ畜牛ちくぎゅうが少すくなくとも２０００頭とうに上のぼっていります。州当局者しゅうとうきょくしゃは、気温きおんや湿度しつどが高たかくほぼ無風むふうだったために、牛うしたちが暑あつさをしのぐことができなかったとＣＮＮに語かたりました。
　死しんだ畜牛ちくぎゅうの数かずは、州しゅうに死骸廃棄しがいはいきの支援しえんを求もとめた施設しせつからの連絡れんらくで明あきらかになりました。
　カンザス州南西部しゅうなんせいぶでは１０日とおか～１１日にちにかけて気温きおんが急上昇きゅうじょうしょうし、ほぼ一晩中ひとばんじゅう、異常いじょうな蒸むし暑あつさが続つづきました。風かぜはほとんどなく、夜間やかんの最低気温さいていきおんは２１度前後どぜんごまでしか下さがらなかったそうです。このため同地どうちの畜牛ちくぎゅうが熱中症ねっちゅうしょうになったとカンザス州家畜協会しゅうかちくきょうかいのスカーレット・ハギンズ氏しは話はなしました。
　牛うしたちは急激きゅうげきな変動へんどうに耐そえられなかったとハギンズ氏しは説明せつめいし、「この時期じきは熱中症ねっちゅうしょうが懸念けねんされるので、生産者せいさんしゃは猛暑もうしょを前まえに、余分よぶんな水みずを用意よういして給餌きゅうじ（きゅうじ）スケジュールや分量ぶんりょうを変かえ、スプリンクラーを導入どうにゅうするなどあらゆる対策たいさくを講こうじる」と話はなしました。

ソース：NHK ニュース