ロシア「化石燃料かせきねんりょうの輸出総額ゆしゅつそうがく13兆円ちょうえん」フィンランド環境団体かんきょうだんたい“抜ぬけ穴あな”指摘してき

　ウクライナへの侵攻開始以降しんこうかいしいこう、ロシアが化石燃料かせきねんりょうの輸出ゆしゅつで、13兆円ちょうえんの利益りえきを得えたという調査結果ちょうさけっかを北欧ほくおうの環境団体かんきょうだんたいが明あきらかにしました。
　フィンランドの環境団体かんきょうだんたいが13日にちに公表こうひょうした調査結果ちょうさけっかによりますと、ウクライナ侵攻しんこうが始はじまってからの100日間にちかんで、ロシアからの化石燃料かせきねんりょうの輸出総額ゆしゅつそうがくは13兆円余ちょうえんあまりに上のぼるということです。
　ロシアへの経済制裁けいざいせいさいなどにより輸出量ゆしゅつりょうは減へったものの、化石燃料かせきねんりょうの価格高騰かかくこうとうが影響えいきょうし十分じゅうふんな利益りえきを得えたと分析ぶんせきしています。
　ロシアからの平均輸出価格へいきんゆしゅつかかくも、去年きょねんに比くらべて、約やく60％高騰こうとうしています。
　主おもな輸出先ゆしゅつさきは、中国ちゅうごく、ドイツ、イタリアで特とくにインドでは、ロシアからの原油げんゆが精製せいせいされた後あと、欧米おうべいへと再輸出さいゆしゅつされていて、「抜ぬけ穴あな」になっていると指摘してきしています。

ソース：NHK ニュース