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体長たいちょうセンチちょう巨大きょだいどくグモ「ヘムズワース」が爬虫類園はちゅうるいえんに オーストラリア

2025-01-09 16:00:04

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猛毒もうどくをもつ巨大きょだいなジョウゴグモが、オーストラリアの爬虫はちゅう(はちゅう)類園るいえんわたされた。同園どうえんのジョウゴグモのなかでは過去最大かこさいだいなるという。

オーストラリアン・レプタイル・パークによると、「ヘムズワース」と名付なづけられたジョウゴクモは、あしひろげる体長たいちょう9.2センチそれまで最大さいだいだった同園どうえんの「ヘラクレス」の7.9センチ上回うわまわ。ヘラクレスは2024ねんがつ同園どうえん寄贈きぞうされた。

ヘムズワースのは、ハリウッドで活躍かつやくするオーストラリアの俳優はいゆうクリス、リアム、ルークのヘムズワース兄弟きょうだいにちなむ。「このクモは仲間なかまくらべてあまりにおおきかったので、普通ふつうひとくらべて際立きわだってたかクリス・ヘムズワースと兄弟きょうだいのことをおもした」。飼育員しいくいんのエマ・テニさんはCNN提携局ていけいきょくのスカイニュース・オーストラリアにかたっている。

クモのヘムズワースは、ニューサウスウェールズしゅうニューカッスルにある同園どうえん拠点きょてんまれた。

あまりのおおきさに最初さいしょはメスだとおもわれたが、調しらべてみるとオスだったことがかった。

オーストラリア博物館はくぶつかんによると、ジョウゴグモの体長たいちょう平均へいきんで1~5センチ程度ていど一般的いっぱんてきにはオスのかたがメスよりもちいさい

かなりおおきなジョウゴグモが寄贈きぞうされることはよくあるけれどこんなにおおきいオスのジョウゴグモは大当おおあたりてたみたい」とテニさん

ヘムズワースはきばからどく採取さいしゅされ、抗毒血清こうどくけっせい製造せいぞう使用しようされる。採取さいしゅ可能かのうなのは、メスのやくばいどくをもつオスにかぎられる。

ジョウゴグモはシドニー周辺しゅうへん生息せいそくするたねなかもっと危険きけんおおきい。1981ねん抗毒血清こうどくけっせい導入どうにゅうされる以前いぜんは13にんがジョウゴグモにかまれて死亡しぼうしていた。血清けっせいができてからは死者ししゃていない。

ソース:NHK ニュース