アメリカでユダヤ人ひとの銃じゅうを買かう人ひとが増加ぞうか

　イスラエル軍ぐんとイスラム組織そしき「ハマス」の衝突しょうとつによりアメリカ各地かくちで大規模だいきぼデモやヘイトクライムが広ひろがるなか、銃じゅうの所持しょじに消極的しょうきょくてきだったユダヤ人じんが銃じゅうを購入こうにゅうする動うごきが広ひろがっています。

　CNNなどによりますと、イスラエル軍ぐんとハマスが衝突しょうとつしてから最初さいしょの3週間しゅうかんで、アメリカ国内こくないでは反はんユダヤ主義的しゅぎてきな行為こういが300件以上確認けんいじょうかくにんされたということです。

　2018年ねんに行おこなわれたユダヤ系けいアメリカ人じんへの調査ちょうさでは、7割わりの人ひとが銃じゅうの所持しょじを規制きせいするべきだと答こたえていました。

　しかし、今いま、フロリダ州しゅうなどでは反はんユダヤ主義しゅぎの広ひろがりを懸念けねんするユダヤ人じんによる銃じゅうを買かう人ひとが増加ぞうかし、売うり切きれる店みせも出でているということです。

　また、射撃場しゃげきじょうを訪おとずれる人ひとも増加ぞうかしているほか、ユダヤ人向にんむけに警備けいびサービスを提供ていきょうする団体だんたいには全米ぜんべいから銃じゅうの購入こうにゅうや訓練くんれんに関かんする問とい合あわせが1000件以上寄けんいじょうよせられ、警戒感けいかいかんが高たかまっています。

ソース：NHK ニュース