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覆面パトカー 約165キロで運転か 30代巡査長を書類送検 京都
2023-11-16 09:12:39

京都府内の自動車専用道路で、覆面パトカーを制限速度の2倍を超える時速およそ165キロで運転したとして、京都府警察本部の30代の巡査長が書類送検されました。「パトカーの性能を試したかった」などと話しているということです。
書類送検されたのは、京都府警察本部交通機動隊に所属する30代の男性巡査長です。
警察によりますと、ことし7月、亀岡市内の京都縦貫自動車道で緊急走行ではないパトロール中に、時速80キロの制限速度の2倍を超えるおよそ165キロで覆面パトカーを運転したとして、道路交通法違反の疑いがもたれています。
追い越された車の運転手から警察に連絡があり、発覚したということです。
調べに対し、巡査長は「パトカーの性能を試したかった」などと話しているということです。
助手席には別の30代の男性巡査が乗っていましたが「先輩だったので制止できなかった」と話しているということです。
京都府警は16日、運転していた巡査長を減給の懲戒処分としたほか、助手席の巡査を本部長訓戒の処分としました。
このほか、京都府警は下鴨警察署に所属する30代の男性巡査部長がマッチングアプリなどで出会った複数の女性を盗撮したとして書類送検し、減給の懲戒処分にしたと発表しました。
巡査部長は依願退職したということです。
京都府警察本部の森功治首席監察官は「警察に対する信頼を損ねるあるまじき事案であり、関係者の皆様、府民の皆様に心よりおわび申し上げる。再発防止と信頼回復につとめる」とコメントしています。
ソース:NHK ニュース