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バイデン大統領とネタニヤフ首相が電話会談 “話し合い継続”
2024-10-09 21:15:05

アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、ホワイトハウスは、イランがイスラエルに対して行った大規模なミサイル攻撃への対抗措置についても議題にのぼったとした上で、「どう対応するのかについて話し合いを継続している」としています。
中東情勢が悪化し続ける中、アメリカのバイデン大統領は9日、ネタニヤフ首相と電話会談を行いました。
これについてホワイトハウスのジャンピエール報道官は、イランが今月1日にイスラエルへの報復だとして行った大規模なミサイル攻撃への対抗措置についても議題にのぼったとした上で、「イスラエルがどう対応するのか、その話し合いは継続している」と述べ、両国の間で協議が続いていると強調しました。
イスラエル軍 “レバノン地上侵攻開始から1100回以上の空爆”
一方、イスラエル軍は隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を強化していて、今月1日に発表した地上侵攻の開始からレバノンに対して戦闘機などで行った空爆は1100回以上にのぼると、9日、明らかにしました。
さらにイスラエルのネタニヤフ首相は8日、ヒズボラの最高指導者ナスララ師の後継者とされる人物らを殺害したと述べ、ヒズボラを弱体化させていると強調しています。
ただ、ネタニヤフ首相の発言のあと、イスラエル軍のハガリ報道官は、後継者とされる人物らが殺害されたかについては「現在確認中だ」と述べるにとどめています。
これに対しヒズボラも9日、イスラエル北部へのロケット弾などでの攻撃を行っていて、イスラエルのメディアは、この攻撃で2人が死亡したと報じるなど、攻撃の応酬が続いています。
ソース:NHK ニュース