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北方領土での共同経済活動 初めての日ロ協議始まる
2017-03-18 02:52:19

協議は、18日午前10時ごろから外務省の飯倉公館で始まり、冒頭、秋葉外務審議官は「北方四島の未来像を日ロ間で建設的に話し合っていくことが重要だ。双方の法的立場を害さないという原則に立ちつつ、未来志向のアプローチで意見交換を重ね、平和条約の締結という共通目標に向けて前進していきたい」と述べました。
これに対し、ロシアのモルグロフ外務次官は「提案を用意してきたが、実現の前提としては、ロシアの法律に矛盾しないような条件に基づいて実現しなければならない」と応じました。
協議の中で日本側は、元島民や島に隣接する北海道の自治体からの要望なども踏まえ、北方領土での共同経済活動として行う事業の案として、ホタテなどの養殖事業や北方領土周辺を船で巡る観光事業、それにインターネットを活用して北方領土に住むロシア人を診療する遠隔医療などを提示しているものと見られます。
そして、ロシア側の案とつき合わせたうえで、具体化に向けた課題などについて意見を交わしているものと見られます。
午後からは、元島民の墓参のための四島への往来についても協議する予定です。
これに対し、ロシアのモルグロフ外務次官は「提案を用意してきたが、実現の前提としては、ロシアの法律に矛盾しないような条件に基づいて実現しなければならない」と応じました。
協議の中で日本側は、元島民や島に隣接する北海道の自治体からの要望なども踏まえ、北方領土での共同経済活動として行う事業の案として、ホタテなどの養殖事業や北方領土周辺を船で巡る観光事業、それにインターネットを活用して北方領土に住むロシア人を診療する遠隔医療などを提示しているものと見られます。
そして、ロシア側の案とつき合わせたうえで、具体化に向けた課題などについて意見を交わしているものと見られます。
午後からは、元島民の墓参のための四島への往来についても協議する予定です。
外相「首相の訪ロにつなげていきたい」
ソース:NHK ニュース