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被爆ひばく医師いし肥田ひだしゅん太郎たろうさん死去しきょ

2017-03-21 04:00:00

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肥田ひだしゅん太郎たろうさんは軍医ぐんいとしてはたらいていた広島ひろしまでみずからも被爆ひばくしながら、けが人けがにん救助きゅうじょ治療ちりょうたりました。

戦後せんご長年ながねんにわたって被爆ひばくしゃ診察しんさつつづけ、被爆ひばくしゃ健康けんこう手帳てちょう申請しんせい相談そうだんなどにもおうじてきたほか、平成へいせいさんねんからは日本にっぽん被団協ひだんきょう顧問こもんつとめていました。

また、原爆げんばく投下とうかしたアメリカをはじめ世界せかい各国かっこくわせていちぜろか所かしょ以上いじょうまわって原爆げんばく悲惨ひさんさをつたえる活動かつどうおこない、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいのあとは原発げんぱつ事故じこによる内部ないぶばくの危険きけんせいうったえてきました。

日本にっぽん被団協ひだんきょうによりますと、肥田ひださんは今月こんげつはいって体調たいちょうくずし、ぜろにち入院にゅういんしていた埼玉さいたま県内けんない病院びょういん肺炎はいえんのためくなったということです。いちぜろぜろさいでした。
くなった肥田ひだしゅん太郎たろうさんについて、日本にっぽん被団協ひだんきょう日本にっぽん原水爆げんすいばく被害ひがいしゃ団体だんたい協議きょうぎかい代表だいひょう理事りじつとめるみのまき智之としゆきさんは「人柄ひとがら非常ひじょうやわらかいほうでした。長年ながねん被爆ひばくしゃ相談そうだんってこられたので、くなるまで被爆ひばくしゃのことを心配しんぱいされていたとおもいます」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース