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被爆医師の肥田舜太郎さん死去
2017-03-21 04:00:00

肥田舜太郎さんは軍医として働いていた広島でみずからも被爆しながら、けが人の救助や治療に当たりました。
戦後も長年にわたって被爆者の診察を続け、被爆者健康手帳の申請相談などにも応じてきたほか、平成23年からは日本被団協の顧問を務めていました。
また、原爆を投下したアメリカをはじめ世界各国の合わせて150か所以上を回って原爆の悲惨さを伝える活動を行い、東日本大震災のあとは原発事故による内部被ばくの危険性を訴えてきました。
日本被団協によりますと、肥田さんは今月に入って体調を崩し、20日、入院していた埼玉県内の病院で肺炎のため亡くなったということです。100歳でした。
戦後も長年にわたって被爆者の診察を続け、被爆者健康手帳の申請相談などにも応じてきたほか、平成23年からは日本被団協の顧問を務めていました。
また、原爆を投下したアメリカをはじめ世界各国の合わせて150か所以上を回って原爆の悲惨さを伝える活動を行い、東日本大震災のあとは原発事故による内部被ばくの危険性を訴えてきました。
日本被団協によりますと、肥田さんは今月に入って体調を崩し、20日、入院していた埼玉県内の病院で肺炎のため亡くなったということです。100歳でした。
亡くなった肥田舜太郎さんについて、日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表理事を務める箕牧智之さんは「人柄が非常に柔らかい方でした。長年、被爆者の相談に乗ってこられたので、亡くなるまで被爆者のことを心配されていたと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース