ダウ平均へいきん株価かぶか ２に３さん０ぜろドル超ちょう値下ねさがり ことし最大さいだいの下さげ幅はば

２に１いち日にちのニューヨーク株式かぶしき市場しじょうは、アメリカのトランプ大統領だいとうりょうの政策せいさくの不透明ふとうめい感かんが強つよまったとして、ダウ平均へいきん株価かぶかは２に３さん０ぜろドル以上いじょう値下ねさがりし、去年きょねん１１月じゅういちがつの大統領だいとうりょう選挙せんきょ以降いこうで最大さいだいの下さげ幅はばとなりました。

２に１いち日にちのニューヨーク株式かぶしき市場しじょうは、与党よとう・共和党きょうわとう内ないで医療いりょう保険ほけん制度せいど改革かいかくをめぐる意見いけんの対立たいりつが鮮明せんめいになり、大幅おおはばな減税げんぜいなど市場しじょうが期待きたいしているほかの政策せいさくにも影響えいきょうが及およぶという見方みかたが広ひろがりました。

このため、金融きんゆうやインフラ関連かんれんなどいわゆる「トランプ相場そうば」で値上ねあがりしてきた銘柄めいがらを中心ちゅうしんに売うり注文ちゅうもんが出でて、ダウ平均へいきん株価かぶかは前日ぜんじつより２に３さん７ななドル８はち５ごセント安やすい２に万まん６ろく６ろく８はちドル１いちセントで取り引とりひきを終おえました。

ダウが２に０ぜろ０ぜろドル以上いじょう値下ねさがりしたのは、ことし初はじめてで、去年きょねん１１月じゅういちがつの大統領だいとうりょう選挙せんきょ以降いこうで最大さいだいの下さげ幅はばとなりました。

市場しじょう関係かんけい者しゃは「投資とうし家かは大幅おおはばな減税げんぜいやインフラ投資とうしといった景気けいき刺激しげき策さくを手てがかりにこれまで株式かぶしきを買かい進すすめてきたが、一向いっこうに具体ぐたい策さくが見みえてこないことに不安ふあんを感かんじている」と話はなしています。

ホワイトハウス報道ほうどう官かん 株価かぶかだけで判断はんだんすべきでない

２に１いち日にちのニューヨーク株式かぶしき市場しじょうでダウ平均へいきん株価かぶかが２に３さん０ぜろドル以上いじょう、値下ねさがりしたことについて、ホワイトハウスのスパイサー報道ほうどう官かんは「製造せいぞう業ぎょうがアメリカに生産せいさん拠点きょてんを戻もどし、投資とうしについて検討けんとうしている。大だい企業きぎょうも中小ちゅうしょう企業きぎょうも経済けいざいを成長せいちょうさせようと雇用こようの創出そうしゅつを検討けんとうしている。これらが本当ほんとうの経済けいざいを示しめす指標しひょうだ」と述のべ、経済けいざいはよい方向ほうこうに向むかっていて、株価かぶかの浮き沈うきしずみだけで判断はんだんすべきではないという考かんがえを強調きょうちょうしました。

ソース：NHK ニュース