６ろく歳さいの障害しょうがい児じの死亡しぼう事故じこ 障害しょうがい関係かんけいなく賠償ばいしょう額がく算出さんしゅつで和解わかい 大阪おおさか

おととし、大阪おおさか・豊中とよなか市しで障害しょうがい児じの支援しえん施設しせつから６ろく歳さいの男の子おとこのこがいなくなり、その後そのご、池いけに落おちて死亡しぼうした事故じこをめぐり、両親りょうしんが賠償ばいしょうを求もとめていた裁判さいばんで、施設しせつ側がわが過失かしつを認みとめ４よん５ご０ぜろ０ぜろ万まん円えんを支払しはらうことで和解わかいが成立せいりつしました。賠償ばいしょうの額がくは障害しょうがいの有ある無なしに関係かんけいなく、労働ろうどう者しゃの平均へいきん賃金ちんぎんの８はち割わりを基もとに算出さんしゅつされ、両親りょうしんの訴うったえがそのまま認みとめられたということです。

おととし２月にがつ、大阪おおさか・豊中とよなか市しで６ろく歳さいの疋田ひきた逞大だいくんが入所にゅうしょしていた障害しょうがいのある子こどもの施設しせつからいなくなり、翌月よくげつ、近ちかくの池いけに落おちて死亡しぼうしているのが見みつかりました。
施設しせつ側がわが安全あんぜん管理かんりを怠おこたったなどとして、両親りょうしんが賠償ばいしょうを求もとめる訴うったえを大阪おおさか地方ちほう裁判所さいばんしょに起おこしましたが、これまでに裁判所さいばんしょが和解わかいを勧告かんこくし、両親りょうしんの弁護士べんごしによりますと、施設しせつ側がわが過失かしつを認みとめて４よん５ご０ぜろ０ぜろ万まん円えんを支払しはらうことで、２に２に日にちに和解わかいが成立せいりつしたということです。
賠償ばいしょうの額がくは男の子おとこのこが成長せいちょうした時ときに得えられたはずの利益りえきとして、障害しょうがいの有ある無なしに関係かんけいなく、労働ろうどう者しゃの平均へいきん賃金ちんぎんの８はち割わりを基もとに算出さんしゅつされ、両親りょうしんの訴うったえがそのまま認みとめられたということです。

障害しょうがいのある少年しょうねんが施設しせつからいなくなり、その後そのご、死亡しぼうした事故じこをめぐっては先月せんげつ、東京とうきょうでも、両親りょうしんが国内こくないの平均へいきん賃金ちんぎんを基もとに賠償ばいしょう額がくを算出さんしゅつするよう求もとめる訴うったえを裁判所さいばんしょに起おこしています。

ソース：NHK ニュース