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両陛下 ウナギを人工的に育てる研究施設を視察 静岡
2017-03-25 08:29:19

24日から静岡県下田市の須崎御用邸で静養している両陛下は、25日、隣の南伊豆町にある水産物の研究施設を訪ねられました。
ここでは、絶滅が危惧されているウナギを養殖する研究の一環として、卵からふ化したばかりの状態から稚魚のシラスウナギになるまで、人工的に育てる世界的に珍しい試みが行われています。
両陛下は、徹底した衛生管理の下で300日近く育てることで5センチほどの稚魚に成長することなどについて、研究員から説明を受けられました。天皇陛下は、ふ化してからの日数ごとに分けた水槽をのぞきながら「ずいぶん違うんですね」などと話されたということです。
その後、両陛下は別の建物に移り、東日本大震災で被害を受けた福島県の栽培漁業の団体が、アワビの稚貝を育てている水槽を視察されました。福島で採取された卵を3センチほどの稚貝に育てて再び福島の海に放流する取り組みで、皇后さまは担当者に「復興のために頑張ってください」などと言葉をかけられたということです。
両陛下は27日まで静岡県に滞在される予定です。
ここでは、絶滅が危惧されているウナギを養殖する研究の一環として、卵からふ化したばかりの状態から稚魚のシラスウナギになるまで、人工的に育てる世界的に珍しい試みが行われています。
両陛下は、徹底した衛生管理の下で300日近く育てることで5センチほどの稚魚に成長することなどについて、研究員から説明を受けられました。天皇陛下は、ふ化してからの日数ごとに分けた水槽をのぞきながら「ずいぶん違うんですね」などと話されたということです。
その後、両陛下は別の建物に移り、東日本大震災で被害を受けた福島県の栽培漁業の団体が、アワビの稚貝を育てている水槽を視察されました。福島で採取された卵を3センチほどの稚貝に育てて再び福島の海に放流する取り組みで、皇后さまは担当者に「復興のために頑張ってください」などと言葉をかけられたということです。
両陛下は27日まで静岡県に滞在される予定です。
ソース:NHK ニュース