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4人死亡の小型機墜落 着席位置の影響で失速か
2017-03-25 20:01:42

1年前の去年3月、大阪の八尾空港で、小型のプロペラ機が着陸をやり直そうとした際、滑走路脇に墜落して4人が死亡し、国の運輸安全委員会が事故の原因の調査を進めています。
事故機は定員ちょうどの4人が乗っていましたが、それぞれの着席位置の影響で後部座席側が重くなり、機体の重心が許容範囲を超えて後方に偏っていたことが関係者への取材でわかりました。
さらに、離陸時は燃料が満タンで、機体の重量が離陸できる計算上の限界値である「最大離陸重量」を超え、飛行が不安定になりやすかったということです。
こうしたことなどから、事故機は着陸しようとした際に機首が上がりすぎた状態になり、着陸をやり直そうとしたものの失速して墜落したと推定されるということです。
運輸安全委員会は近く事故報告書を取りまとめ、再発防止策を求めることにしています。
事故機は定員ちょうどの4人が乗っていましたが、それぞれの着席位置の影響で後部座席側が重くなり、機体の重心が許容範囲を超えて後方に偏っていたことが関係者への取材でわかりました。
さらに、離陸時は燃料が満タンで、機体の重量が離陸できる計算上の限界値である「最大離陸重量」を超え、飛行が不安定になりやすかったということです。
こうしたことなどから、事故機は着陸しようとした際に機首が上がりすぎた状態になり、着陸をやり直そうとしたものの失速して墜落したと推定されるということです。
運輸安全委員会は近く事故報告書を取りまとめ、再発防止策を求めることにしています。
ソース:NHK ニュース