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医師「暴力団側から現金や商品券受け取った」
2017-03-27 20:18:29

京都市にある民間の病院の医師らが、実刑判決を受けた暴力団幹部の健康状態について、虚偽の報告書を作ったとして逮捕された事件で、医師が、逮捕前の事情聴取に対し「暴力団側から依頼を受け、報酬として現金や商品券を受け取った」と話したことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察が詳しいいきさつを調べています。
京都市にある民間の総合病院「武田病院」の医師で韓国籍の全栄和容疑者(61)ら3人は恐喝事件で懲役8年の判決が確定した山口組系の暴力団幹部、高山義友希受刑者(60)の健康状態について、「重い不整脈のため収監に耐えられない」と虚偽の報告書を作り検察に提出したとして、27日、虚偽診断書作成などの疑いで逮捕されました。
捜査関係者によりますと、全医師は逮捕前の事情聴取に対し、虚偽の報告書を作ったことを認めたうえで、「暴力団側から依頼を受け、報酬として現金や商品券を受け取った」と話したということです。
警察は、容疑を裏付けるため、27日夜、関係先を捜索しました。
警察は、刑務所への収監を逃れようとした暴力団側から働きかけがあったと見て、詳しいいきさつを調べています。
高山受刑者については、京都府立医科大学附属病院の医師らも虚偽の報告書を作った疑いがあるとして、警察が病院などを捜索した一方、院長は、記者会見で「虚偽の内容を作成したことは一切ない」と容疑を否定しています。
捜査関係者によりますと、全医師は逮捕前の事情聴取に対し、虚偽の報告書を作ったことを認めたうえで、「暴力団側から依頼を受け、報酬として現金や商品券を受け取った」と話したということです。
警察は、容疑を裏付けるため、27日夜、関係先を捜索しました。
警察は、刑務所への収監を逃れようとした暴力団側から働きかけがあったと見て、詳しいいきさつを調べています。
高山受刑者については、京都府立医科大学附属病院の医師らも虚偽の報告書を作った疑いがあるとして、警察が病院などを捜索した一方、院長は、記者会見で「虚偽の内容を作成したことは一切ない」と容疑を否定しています。
ソース:NHK ニュース