ヤマト運輸やまとうんゆ セブン－イレブンに宅配たくはいロッカー設置せっちへ

宅配たくはい業界ぎょうかいで荷物にもつの再さい配達はいたつへの対策たいさくが課題かだいとなる中なか、最大さいだい手しゅのヤマト運輸やまとうんゆは、コンビニ最大さいだい手しゅのセブンーイレブンの東京とうきょう都内とないの一部いちぶの店舗てんぽに、荷物にもつを受け取うけとることができる専用せんようのロッカーを設置せっちし、今後こんご、設置せっちの拡大かくだいを検討けんとうすることになりました。

宅配たくはい業界ぎょうかいでは、ネット通販つうはんの荷物にもつの増加ぞうかと人手ひとで不足ふそくで従業じゅうぎょう員いんの長時間ちょうじかん労働ろうどうなどが深刻しんこく化かしていて、特とくに、負担ふたんの大おおきい留守るすの際さいの再さい配達はいたつを減へらしていくことが課題かだいとなっています。

関係かんけい者しゃによりますと、ヤマト運輸やまとうんゆは、従業じゅうぎょう員いんの負担ふたんを減へらすため、セブンーイレブンの店舗てんぽに荷物にもつを受け取うけとることができる宅配たくはいロッカーを設置せっちすることを決きめました。

４月しがつ中旬ちゅうじゅんから順次じゅんじ、東京とうきょう都内とないの３さん０ぜろ店舗てんぽに試験しけん的てきにロッカーを設置せっちすることにしていて、利用りよう者しゃはネットを通をつうじて、再さい配達はいたつしてもらう店舗てんぽを指定していし、通知つうちを受うけた暗証あんしょう番号ばんごうでロッカーを開あけます。

ヤマト運輸やまとうんゆは、これまで駅えきを中心ちゅうしんにロッカーを設置せっちしていて、コンビニに設置せっちするのは初はじめてになります。

セブンーイレブンは全国ぜんこくでおよそ１いち万まん９きゅう０ぜろ０ぜろ０ぜろ店舗てんぽと、コンビニ業界ぎょうかいで最もっとも多おおく、両社りょうしゃは今後こんご、ロッカーの設置せっち店舗てんぽの拡大かくだいや
、ほかの宅配たくはい業者ぎょうしゃの荷物にもつを受け取うけとれるようにすることも検討けんとうしていくということです。

セブン－イレブンの狙ねらいは？

セブンーイレブンが、宅配たくはいロッカーを設置せっちすることにしたのは、従業じゅうぎょう員いんの負担ふたんを減へらす狙ねらいもあるということです。

大手おおてコンビニ各社かくしゃは、来店らいてん客きゃくの増加ぞうかにつながるとして、レジで宅配たくはい大手おおての荷物にもつを渡わたすサービスも行おこなっています。
ただ、荷物にもつを探さがしたり、利用りよう者しゃの本人ほんにん確認かくにんをしたりするのに手間てまや時間じかんがかかるうえ、レジの混雑こんざつにつながることもあるということで、セブンーイレブンでは、宅配たくはいロッカーによって従業じゅうぎょう員いんの負担ふたんの軽減けいげんにつなげたいと考かんがえているということです。

宅配たくはいロッカーは、駅えきを中心ちゅうしんに設置せっちが進すすめられていますが、ファミリーマートが３月さんがつ２に３さん日にちから東京とうきょう都内とないの２に店舗てんぽで、ローソンが去年きょねん６月ろくがつから都内とないの１いち店舗てんぽで、それぞれ日本にっぽん郵便ゆうびんの宅配たくはいロッカーを設置せっちするなど、コンビニやスーパーなどで設置せっちの動うごきが出でています。

ソース：NHK ニュース