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ことしの春闘 中小では去年上回る賃上げ水準
2017-03-31 19:23:55

ことしの春闘で、正社員の賃上げ額は去年をわずかに下回ったものの、このうち中小企業では、去年を上回る水準になっていることが、連合のまとめでわかりました。
先月29日までに経営側の回答が示された1954の労働組合の交渉結果を連合がまとめたところ、正社員の賃上げ額は、ベースアップと定期昇給を合わせて平均で月額6147円で、去年の同じ時期を92円下回りました。
このうち、従業員300人未満の中小企業では、月額4971円と去年を17円上回っています。また、非正規労働者のうち、月給での賃上げを要求した組合では、去年を52円下回る4402円でしたが、時給で要求した組合では、平均23.49円の賃上げとなり、去年を4.19円上回りました。
連合の神津会長は「従業員300人未満の中小企業の賃上げは去年を上回っており、大手との格差を縮める取り組みが前進している。まだ全体の3分の1の回答だが、非正規労働者を含めて底上げ春闘の流れを今後につなげていきたい」と話しています。
このうち、従業員300人未満の中小企業では、月額4971円と去年を17円上回っています。また、非正規労働者のうち、月給での賃上げを要求した組合では、去年を52円下回る4402円でしたが、時給で要求した組合では、平均23.49円の賃上げとなり、去年を4.19円上回りました。
連合の神津会長は「従業員300人未満の中小企業の賃上げは去年を上回っており、大手との格差を縮める取り組みが前進している。まだ全体の3分の1の回答だが、非正規労働者を含めて底上げ春闘の流れを今後につなげていきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース