Show Furigana
韓国外務省 長嶺大使帰任で両国関係の発展に期待
2017-04-04 09:12:21

韓国プサン(釜山)の日本総領事館の前に、慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として一時帰国していた、韓国駐在の長嶺大使らが4日、およそ3か月ぶりに韓国に戻ることについて、韓国外務省は「帰任をきっかけに、意思疎通と協力を通じて両国関係をより発展させていくことを期待している」として、日本政府の決定を歓迎しました。
日本政府は、韓国プサンの日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、ことし1月から、韓国駐在の長嶺大使と森本プサン総領事を一時帰国させていましたが、4日におよそ3か月ぶりに韓国に戻すことにしています。
これについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は4日の記者会見で、「韓国政府は、慰安婦問題をめぐる日本政府との合意を着実に履行する立場だ」と改めて強調しました。
そのうえで、「大使の帰任をきっかけに、意思疎通と協力を通じて両国関係をより発展させていくことを期待している」として、日本政府の決定を歓迎しました。
ただ韓国では、パク・クネ(朴槿恵)前大統領が罷免されて、韓国政府が求心力を失っているうえ、来月の大統領選挙を控えて、慰安婦問題をめぐる合意や少女像の撤去に否定的な世論が根強く、日韓関係が改善に向かうのかは不透明な状況です。
これについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は4日の記者会見で、「韓国政府は、慰安婦問題をめぐる日本政府との合意を着実に履行する立場だ」と改めて強調しました。
そのうえで、「大使の帰任をきっかけに、意思疎通と協力を通じて両国関係をより発展させていくことを期待している」として、日本政府の決定を歓迎しました。
ただ韓国では、パク・クネ(朴槿恵)前大統領が罷免されて、韓国政府が求心力を失っているうえ、来月の大統領選挙を控えて、慰安婦問題をめぐる合意や少女像の撤去に否定的な世論が根強く、日韓関係が改善に向かうのかは不透明な状況です。
ソース:NHK ニュース