雨あめが少すくない所ところでも育そだてることができる新あたらしい稲いねをつくる

国際農林水産業研究こくさいのうりんすいさんぎょうけんきゅうセンターなどのグループが研究けんきゅうして、雨あめが少すくない所ところでも育そだてることができる新あたらしい稲いねをつくりました。

グループは、まず「シロイヌナズナ」という植物しょくぶつから乾燥かんそうに強つよい遺伝子いでんしを取とりました。この遺伝子いでんしを、 altid="51618" 南みなみアメリカで多おおく育そだてている稲いねに入いれて、新あたらしい稲いねをつくりました。そして、雨あめがあまり降ふらないコロンビアの田たんぼに、この新あたらしい稲いねを植うえて実験じっけんを行おこないました。

１か月げつ以上いじょう雨あめが降ふらなかったときにも、新あたらしい稲いねからは多おおい所ところで元もとの稲いねの２．５倍ばいの米こめが取とれました。

グループはこれからも実験じっけんを続つづけて、食たべても問題もんだいがないかなどをチェックします。そして、アフリカやアジア、南みなみアメリカなど雨あめが少すくなくて困こまっている所ところで、この稲いねを植うえることができるようにしたいと言いっています。

ソース：NHK ニュース