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北朝鮮 19年ぶりに外交委員会を復活
2017-04-12 08:32:28

北朝鮮は11日の最高人民会議で、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の側近をトップとする外交委員会を19年ぶりに復活させました。核・ミサイル開発をめぐって国際的な孤立が深まる中、日本やアメリカ、韓国をはじめとする対外関係の改善や各国との貿易の促進に向けて、今後どれだけ機能するのかが注目されます。
北朝鮮のキム・ジョンウン労働党委員長は、最高指導者に就任して11日で5年となり、首都ピョンヤンでは、キム委員長など指導部や各地の代表が出席して最高人民会議が開かれました。
この中で、1998年に廃止されていた対外関係を取りしきる外交委員会について、19年ぶりに復活させることが決まり、7人のメンバーが選出されました。
このうち、トップの委員長には、キム委員長の信頼が厚いとされる前外相で、党の国際部長や朝日友好親善協会の顧問を務めるリ・スヨン党副委員長が選ばれました。
また、委員には長年、アメリカとの協議に携わり、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の首席代表も務めたキム・ケグァン第1外務次官や、韓国との窓口機関、祖国平和統一委員会のリ・ソングォン委員長、それに前の対外貿易相のリ・リョンナム副首相などが含まれています。
北朝鮮は、核・ミサイル開発をめぐって経済制裁を受けるなど、国際的な孤立が深まっているうえ、アメリカのトランプ政権が北朝鮮に対する武力行使も排除しない姿勢を示しています。
こうした中、北朝鮮が復活させた外交委員会が、日米韓3か国をはじめとする対外関係の改善や、各国との貿易の促進に向けて、今後どれだけ機能するのかが注目されます。
この中で、1998年に廃止されていた対外関係を取りしきる外交委員会について、19年ぶりに復活させることが決まり、7人のメンバーが選出されました。
このうち、トップの委員長には、キム委員長の信頼が厚いとされる前外相で、党の国際部長や朝日友好親善協会の顧問を務めるリ・スヨン党副委員長が選ばれました。
また、委員には長年、アメリカとの協議に携わり、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の首席代表も務めたキム・ケグァン第1外務次官や、韓国との窓口機関、祖国平和統一委員会のリ・ソングォン委員長、それに前の対外貿易相のリ・リョンナム副首相などが含まれています。
北朝鮮は、核・ミサイル開発をめぐって経済制裁を受けるなど、国際的な孤立が深まっているうえ、アメリカのトランプ政権が北朝鮮に対する武力行使も排除しない姿勢を示しています。
こうした中、北朝鮮が復活させた外交委員会が、日米韓3か国をはじめとする対外関係の改善や、各国との貿易の促進に向けて、今後どれだけ機能するのかが注目されます。
ソース:NHK ニュース