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自動運転機能付きの車 警察庁が注意呼びかけ指示
2017-04-17 07:45:53
去年11月、千葉県八千代市で、自動運転の機能がついた自動車販売店の試乗車が追突事故を起こし、前の車に乗っていた2人が軽いけがをしました。当時、客と一緒に乗っていた販売店の社員が「ブレーキを踏むのをがまんしてください」などと客に指示していて、警察は、自動運転の機能を過信していたことが原因だとして先週の14日、販売店の社員と店長を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
事故当時、危険を検知して自動でブレーキが効く機能が作動していませんでしたが、警察庁によりますと、この機能は周囲が暗い、雨が降っている、前方の車両の塗装が黒色などで見えにくい、といった条件では作動しない場合があるということです。実際、事故が起きた午後4時50分ごろは薄暗く、当時は雨も降っていました。
警察庁は、自動運転の機能は一定の条件のもとで作動しないおそれがあることについて、ドライバーに注意を呼びかけるよう、17日までに全国の警察本部に指示しました。また、車を販売する際には機能の限界や注意点を客に十分説明するよう、自動車の販売店などが加盟する団体に要請しました。
事故当時、危険を検知して自動でブレーキが効く機能が作動していませんでしたが、警察庁によりますと、この機能は周囲が暗い、雨が降っている、前方の車両の塗装が黒色などで見えにくい、といった条件では作動しない場合があるということです。実際、事故が起きた午後4時50分ごろは薄暗く、当時は雨も降っていました。
警察庁は、自動運転の機能は一定の条件のもとで作動しないおそれがあることについて、ドライバーに注意を呼びかけるよう、17日までに全国の警察本部に指示しました。また、車を販売する際には機能の限界や注意点を客に十分説明するよう、自動車の販売店などが加盟する団体に要請しました。
ソース:NHK ニュース