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米の食肉業界団体 東京で会見 関税引き下げ求める
2017-04-18 04:40:10

アメリカの食肉業界の団体の代表が18日、東京都内で記者会見し、牛肉などの日本の関税は高すぎるとして、日本とアメリカが2国間のFTA=自由貿易協定などを速やかに締結して、アメリカ産牛肉などの関税を引き下げるよう求めました。
アメリカの牛肉や豚肉の生産者や加工業者などで作る「米国食肉輸出連合会」のフィリップ・セング会長は、販売の促進のために毎年、この時期に日本を訪れています。
18日、都内で記者会見したセング会長は「日本の牛肉の関税は、38.5%と世界の主要な市場の中でも高いうえ、すでに日本が経済連携協定を発効しているオーストラリアとの間では関税が引き下げられているため、アメリカが不利な状況を強いられている」と指摘しました。そのうえで、セング会長は「TPP=環太平洋パートナーシップ協定にアメリカが加わらないことは残念だが、2国間での交渉に力を入れて、できるだけ早く日本とアメリカの自由貿易協定などの新たな取り決めをすることを期待する」と述べ、日本とアメリカの間でFTAなどを速やかに締結し、アメリカ産牛肉などの関税を引き下げるよう求めました。
また、セング会長は、日本とアメリカの新たな経済対話について、「自由貿易協定について議論してほしいが、通商代表や農務長官が承認されておらず、アメリカ側が実務的に積極的になるのはこれからになるだろう。迅速に交渉を進めるためには期限を設けることが大事だ」と述べました。
18日、都内で記者会見したセング会長は「日本の牛肉の関税は、38.5%と世界の主要な市場の中でも高いうえ、すでに日本が経済連携協定を発効しているオーストラリアとの間では関税が引き下げられているため、アメリカが不利な状況を強いられている」と指摘しました。そのうえで、セング会長は「TPP=環太平洋パートナーシップ協定にアメリカが加わらないことは残念だが、2国間での交渉に力を入れて、できるだけ早く日本とアメリカの自由貿易協定などの新たな取り決めをすることを期待する」と述べ、日本とアメリカの間でFTAなどを速やかに締結し、アメリカ産牛肉などの関税を引き下げるよう求めました。
また、セング会長は、日本とアメリカの新たな経済対話について、「自由貿易協定について議論してほしいが、通商代表や農務長官が承認されておらず、アメリカ側が実務的に積極的になるのはこれからになるだろう。迅速に交渉を進めるためには期限を設けることが大事だ」と述べました。
ソース:NHK ニュース