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児童の見守り中 飲酒運転の車にはねられ死亡 被告に実刑判決
2017-04-18 07:58:08
ことし1月、島根県益田市で、およそ15年間にわたって毎日、児童の登校を見守るボランティア活動を続けていた73歳の男性が、飲酒運転の軽トラックにはねられて死亡した事故で、過失運転致死傷などの罪に問われた62歳の男に、裁判所は「尊い命を奪われた結果は悲惨で重大だ」などとして、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
ことし1月、島根県益田市の国道で、横断歩道を渡っていた登校中の児童などの列に飲酒運転の軽トラックが突っ込み、小学3年生の男の子が軽いけがをしたほか、児童の見守り活動をしていた三原董充さん(73)が死亡しました。
三原さんは、34年前の交通事故で小学2年生の次女を亡くし、平成14年から15年間にわたって毎日、児童の登校を見守るボランティア活動を続けていました。
この事故で、軽トラックを運転していた益田市の山口伊佐男被告(62)が過失運転致死傷と酒気帯び運転の罪に問われ、18日、松江地方裁判所益田支部で判決が言い渡されました。
この中で本多健司裁判官は「酒気帯び状態を認識しつつ、運転しても大丈夫などと安易に考え、運転を開始した」と指摘しました。
そのうえで、「交通事故の被害を防ぐべく、見守り活動をしていた男性が、その活動中に
事故の犠牲となり、尊い命を奪われた結果は悲惨で重大だ」として、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
三原さんは、34年前の交通事故で小学2年生の次女を亡くし、平成14年から15年間にわたって毎日、児童の登校を見守るボランティア活動を続けていました。
この事故で、軽トラックを運転していた益田市の山口伊佐男被告(62)が過失運転致死傷と酒気帯び運転の罪に問われ、18日、松江地方裁判所益田支部で判決が言い渡されました。
この中で本多健司裁判官は「酒気帯び状態を認識しつつ、運転しても大丈夫などと安易に考え、運転を開始した」と指摘しました。
そのうえで、「交通事故の被害を防ぐべく、見守り活動をしていた男性が、その活動中に
事故の犠牲となり、尊い命を奪われた結果は悲惨で重大だ」として、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
ソース:NHK ニュース