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西之島 複数の場所から溶岩が流出 噴火活動は活発
2017-04-21 19:31:28

20日、およそ1年半ぶりに噴火が確認された小笠原諸島の西之島では21日、複数の場所から溶岩が流れ出していることがわかりました。専門家は「噴火活動は活発で、今後の推移を監視する必要がある」と指摘しています。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島では20日、海上保安庁の観測で島の中央にある火口でおよそ1年半ぶりに噴火が確認され、気象庁は火口周辺警報を発表し大きな噴石に警戒を呼びかけるとともに、海上保安庁も航行警報を出して近くを通る船舶に注意を呼びかけています。
その後、21日の観測では、火口で数十秒おきに噴火が発生し、灰色の噴煙が1000メートルの高さまで上がっているのが確認されたということです。
また、火口に溶岩がたまっているほか、火口付近の斜面など複数の場所から溶岩が流れ出ていることもわかりました。
西之島は、4年前の11月からおよそ2年にわたって活発な噴火活動が続き、島の大きさは元の島のおよそ12倍に拡大しましたが、海上保安庁などは今後も噴火が続くと、島がさらに広がる可能性があるとしています。
調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は「わずか1年半の休止期間で再び溶岩を流すような活動が始まることは珍しい。今回の噴火活動も活発で、溶岩の流出はしばらく続く可能性が高く、今後の推移を注意深く監視する必要がある」と話しています。
その後、21日の観測では、火口で数十秒おきに噴火が発生し、灰色の噴煙が1000メートルの高さまで上がっているのが確認されたということです。
また、火口に溶岩がたまっているほか、火口付近の斜面など複数の場所から溶岩が流れ出ていることもわかりました。
西之島は、4年前の11月からおよそ2年にわたって活発な噴火活動が続き、島の大きさは元の島のおよそ12倍に拡大しましたが、海上保安庁などは今後も噴火が続くと、島がさらに広がる可能性があるとしています。
調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は「わずか1年半の休止期間で再び溶岩を流すような活動が始まることは珍しい。今回の噴火活動も活発で、溶岩の流出はしばらく続く可能性が高く、今後の推移を注意深く監視する必要がある」と話しています。
ソース:NHK ニュース