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避難所でのペット受け入れ約3割 熊本地震で被災の市町村
2017-04-22 20:07:12

去年4月の熊本地震で被災した市町村のうち、避難所でのペットの受け入れを地域防災計画に盛り込んでいたのは、全体のおよそ3割にとどまることが、環境省の調べでわかりました。全国の多くの自治体でも計画に盛り込まれていないとみられ、環境省は今後、周知を進めることにしています。
6年前の東日本大震災では、自宅にペットを残したまま避難したり、ペットを連れて避難所に行った被災者がほかの人とトラブルになったりしたことを教訓に、国は、震災後に防災基本計画を修正し、被災者の心のケアの観点などからペットを避難所で受け入れる体制整備を自治体の地域防災計画に盛り込むよう求めています。
これについて環境省は、去年の熊本地震で被災した熊本県内の自治体を対象にアンケートを行い、これまでに14の市町村から回答を得ました。それによりますと、「避難所でのペットの受け入れに関する記載が地域防災計画にある」と答えたのは、全体の28%余りにあたる4つの自治体にとどまったということです。
また、今回の調査などから、熊本地震では、避難所にペットを受け入れる体制が整っていなかったことから、避難所ではなく、車中泊を選んだ人が多くいたことなどもわかったということです。
避難所でのペットの受け入れについては、全国の多くの自治体でも地域防災計画に盛り込まれていないとみられ、環境省は今後、周知を進めることにしています。
これについて環境省は、去年の熊本地震で被災した熊本県内の自治体を対象にアンケートを行い、これまでに14の市町村から回答を得ました。それによりますと、「避難所でのペットの受け入れに関する記載が地域防災計画にある」と答えたのは、全体の28%余りにあたる4つの自治体にとどまったということです。
また、今回の調査などから、熊本地震では、避難所にペットを受け入れる体制が整っていなかったことから、避難所ではなく、車中泊を選んだ人が多くいたことなどもわかったということです。
避難所でのペットの受け入れについては、全国の多くの自治体でも地域防災計画に盛り込まれていないとみられ、環境省は今後、周知を進めることにしています。
ソース:NHK ニュース