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北朝鮮 あす軍創設85年 米への対決姿勢を鮮明に
2017-04-23 20:00:06

北朝鮮は、25日の朝鮮人民軍創設85年の節目を控え、国営メディアを通じて、朝鮮半島周辺に向かっているアメリカ軍の空母カール・ビンソンについて、「一撃で葬り去る万端の戦闘準備を整えた」と威嚇するなど、アメリカへの対決姿勢を鮮明にしています。
北朝鮮は、キム・イルソン(金日成)主席が1932年に中国東北部で抗日遊撃隊を組織したとする4月25日を、朝鮮人民軍の創設記念日と定めていて、25日に85年の節目を迎えます。
これを前に、朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、23日の論評で、朝鮮半島周辺に向かっているアメリカ軍の空母カール・ビンソンについて、「わが軍は一撃で葬り去る万端の戦闘準備を整えた。軍事行動も排除しないとわめくアメリカが、わずかでも動けば、先制攻撃で無力化させる」と威嚇しました。
北朝鮮は、今月15日のキム主席生誕105年に合わせた軍事パレードで、朝鮮労働党のチェ・リョンヘ副委員長が「全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃戦で対応する」と演説したのに続き、同様の内容の声明を相次いで発表するなど、アメリカへの対決姿勢を鮮明にしています。
首都ピョンヤンでは、24日、記念の中央報告大会が開かれる見通しで、核・ミサイル開発を加速させるキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長をたたえると見られます。
また、北朝鮮が、アメリカの圧力には屈しないとする立場を誇示するため、25日の記念日に合わせる形で、6回目の核実験や、さらなる弾道ミサイルの発射を強行する可能性があり、関係国は警戒を続けています。
これを前に、朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、23日の論評で、朝鮮半島周辺に向かっているアメリカ軍の空母カール・ビンソンについて、「わが軍は一撃で葬り去る万端の戦闘準備を整えた。軍事行動も排除しないとわめくアメリカが、わずかでも動けば、先制攻撃で無力化させる」と威嚇しました。
北朝鮮は、今月15日のキム主席生誕105年に合わせた軍事パレードで、朝鮮労働党のチェ・リョンヘ副委員長が「全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃戦で対応する」と演説したのに続き、同様の内容の声明を相次いで発表するなど、アメリカへの対決姿勢を鮮明にしています。
首都ピョンヤンでは、24日、記念の中央報告大会が開かれる見通しで、核・ミサイル開発を加速させるキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長をたたえると見られます。
また、北朝鮮が、アメリカの圧力には屈しないとする立場を誇示するため、25日の記念日に合わせる形で、6回目の核実験や、さらなる弾道ミサイルの発射を強行する可能性があり、関係国は警戒を続けています。
ソース:NHK ニュース