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米太平洋軍ハリス司令官「朝鮮半島の危機は最も悪化」
2017-04-27 21:37:43

アメリカ太平洋軍のハリス司令官は、北朝鮮がアメリカ本土に届く核ミサイルの能力を遠くない時期に確立するという見通しを明らかにしたうえで、「朝鮮半島の危機は、私が見てきたかぎりでは最も悪化している」として、強い危機感を示しました。
アメリカ太平洋軍のハリス司令官は27日、議会上院の公聴会で証言しました。
この中でハリス司令官は、北朝鮮が核弾頭を搭載できるICBM=大陸間弾道ミサイルの能力の獲得に近づいていると指摘し、アメリカ本土に届く核ミサイルの能力を遠くない時期に確立するという見通しを明らかにしました。
そのうえで、「朝鮮半島の危機は現実であり、私が見てきたかぎりでは最も悪化している」と述べ、強い危機感を示しました。
さらに、北朝鮮が非武装地帯の北側に韓国の首都ソウルを射程に収める多数のロケット砲などを配備していることについては、「われわれには、ひとたび発射されたロケット弾を迎撃できる武器がない」と述べ、対応策を検討する必要性を強調しました。
一方でハリス司令官は、日本がアメリカ軍の最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」など、新たなミサイル防衛システムを保有すべきかどうかについて、「日本がこれから決めなければならないことだが、私は持つべきだと思う」と述べて、アメリカとしても協力していく意向を示しました。
この中でハリス司令官は、北朝鮮が核弾頭を搭載できるICBM=大陸間弾道ミサイルの能力の獲得に近づいていると指摘し、アメリカ本土に届く核ミサイルの能力を遠くない時期に確立するという見通しを明らかにしました。
そのうえで、「朝鮮半島の危機は現実であり、私が見てきたかぎりでは最も悪化している」と述べ、強い危機感を示しました。
さらに、北朝鮮が非武装地帯の北側に韓国の首都ソウルを射程に収める多数のロケット砲などを配備していることについては、「われわれには、ひとたび発射されたロケット弾を迎撃できる武器がない」と述べ、対応策を検討する必要性を強調しました。
一方でハリス司令官は、日本がアメリカ軍の最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」など、新たなミサイル防衛システムを保有すべきかどうかについて、「日本がこれから決めなければならないことだが、私は持つべきだと思う」と述べて、アメリカとしても協力していく意向を示しました。
ソース:NHK ニュース