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霧島連山 硫黄山 立ち入り禁止区域を拡大
2017-04-28 07:12:52
硫黄山ではここ数日、山の隆起を示す地盤の変動が観測されていて、気象庁は噴気や火山ガスなどの突発的な噴出に注意を呼びかけています。
霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、地元のえびの市が火口周辺の400メートル四方に加え、この区域のさらに西側のおよそ5万平方メートルを警戒区域に設定し、立ち入りを禁止しています。
これに加えて、えびの市はこの周辺でも火山ガスの濃度が高まっているなどとして、28日正午から、山の西側の警戒区域を南西方向におよそ2万平方メートル拡大するとともに、山の南西側のおよそ1500平方メートルを新たに警戒区域に設定し、立ち入り禁止にしました。
市によりますと、新たに立ち入りが禁止された区域の周辺では、26日の観測で県の定めた基準を超える高い濃度の火山ガスが検出されたほか、山の南西側の区域では、ことし2月に新たな噴気が出ているのが確認されたということです。
また、付近を通る県道1号線については車で通過することはできますが、歩行が禁止される区間が、およそ350メートルから倍のおよそ700メートルに広がりました。
硫黄山では今月25日以降、山の隆起を示す地盤の変動が観測され、気象庁は「活火山であることに留意」を示す噴火警戒レベル1を継続するとともに、噴気や火山ガスなどの突発的な噴出に注意するよう呼びかけています。
霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺では、地元のえびの市が火口周辺の400メートル四方に加え、この区域のさらに西側のおよそ5万平方メートルを警戒区域に設定し、立ち入りを禁止しています。
これに加えて、えびの市はこの周辺でも火山ガスの濃度が高まっているなどとして、28日正午から、山の西側の警戒区域を南西方向におよそ2万平方メートル拡大するとともに、山の南西側のおよそ1500平方メートルを新たに警戒区域に設定し、立ち入り禁止にしました。
市によりますと、新たに立ち入りが禁止された区域の周辺では、26日の観測で県の定めた基準を超える高い濃度の火山ガスが検出されたほか、山の南西側の区域では、ことし2月に新たな噴気が出ているのが確認されたということです。
また、付近を通る県道1号線については車で通過することはできますが、歩行が禁止される区間が、およそ350メートルから倍のおよそ700メートルに広がりました。
硫黄山では今月25日以降、山の隆起を示す地盤の変動が観測され、気象庁は「活火山であることに留意」を示す噴火警戒レベル1を継続するとともに、噴気や火山ガスなどの突発的な噴出に注意するよう呼びかけています。
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ソース:NHK ニュース