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震災遺構の荒浜小 公開前に記念式典 仙台
2017-04-29 07:13:33

仙台市若林区の荒浜小学校は6年前の震災で校舎2階まで津波に襲われ、校舎に避難した人は全員救助されたものの、地区でおよそ200人が犠牲になりました。
29日は震災遺構として一般公開されるのを前に、市や学校の関係者らおよそ100人が参加して記念の式典が開かれました。
はじめに全員で犠牲者に黙とうをささげたあと、仙台市の奥山市長が「児童や地域の方が校舎に避難して助かった一方、犠牲になった方々がいたことは今でも断腸の思いです。この震災遺構を通して教訓を世界に語り継ぎたい」とあいさつしました。
このあと、かつての地元の住民らを対象に見学会が行われました。
校舎は被災した当時の状態をできるだけ残して保存されていて、壊れたベランダや津波の跡が残るキャビネットなどが展示されています。また、校舎に避難し救助された人が当時の状況を話す映像や震災前の地区の風景の写真も見ることができます。
荒浜地区で自宅を失った84歳の女性は「めちゃくちゃになった教室を見て、津波の恐ろしさを思い出しました。多くの人に見てもらい、避難の大切さを感じてほしい」と話していました。
荒浜小学校の一般公開は30日午前10時から始まり、大型連休中は5月1日を除いて開館します。
29日は震災遺構として一般公開されるのを前に、市や学校の関係者らおよそ100人が参加して記念の式典が開かれました。
はじめに全員で犠牲者に黙とうをささげたあと、仙台市の奥山市長が「児童や地域の方が校舎に避難して助かった一方、犠牲になった方々がいたことは今でも断腸の思いです。この震災遺構を通して教訓を世界に語り継ぎたい」とあいさつしました。
このあと、かつての地元の住民らを対象に見学会が行われました。
校舎は被災した当時の状態をできるだけ残して保存されていて、壊れたベランダや津波の跡が残るキャビネットなどが展示されています。また、校舎に避難し救助された人が当時の状況を話す映像や震災前の地区の風景の写真も見ることができます。
荒浜地区で自宅を失った84歳の女性は「めちゃくちゃになった教室を見て、津波の恐ろしさを思い出しました。多くの人に見てもらい、避難の大切さを感じてほしい」と話していました。
荒浜小学校の一般公開は30日午前10時から始まり、大型連休中は5月1日を除いて開館します。
ソース:NHK ニュース