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米グループが北朝鮮核実験場の写真分析 監視かく乱か
2017-05-03 02:27:20

北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループは、北東部の核実験場で、過去に核実験が行われたことのある坑道から水を排出する作業が再開されたと見られる一方、バレーボールの試合が再び行われている様子も確認できるとして、北朝鮮が人工衛星による監視をかく乱しようとしている可能性が高いと指摘しました。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは2日、北朝鮮北東部のプンゲリ(豊渓里)にある核実験場を、朝鮮人民軍の創設85年に当たる先月25日に撮影した衛星写真の分析結果を明らかにしました。
それによりますと、過去に核実験が行われたことのある北側の坑道付近で、地下に計測機器などを設置するために水を排出する作業が再開されたと見られるということです。
一方で、管理施設の広場など3か所に多くの人影が写っていて、バレーボールの試合が行われている様子も、先月16日に続いて再び確認できるとしています。
研究グループは、6回目の核実験が差し迫っているのかどうかははっきりしないとしたうえで、北朝鮮が人工衛星による監視をかく乱しようとしている可能性が高いと指摘しました。
それによりますと、過去に核実験が行われたことのある北側の坑道付近で、地下に計測機器などを設置するために水を排出する作業が再開されたと見られるということです。
一方で、管理施設の広場など3か所に多くの人影が写っていて、バレーボールの試合が行われている様子も、先月16日に続いて再び確認できるとしています。
研究グループは、6回目の核実験が差し迫っているのかどうかははっきりしないとしたうえで、北朝鮮が人工衛星による監視をかく乱しようとしている可能性が高いと指摘しました。
ソース:NHK ニュース