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アジア開発銀行きょうから年次総会 新分野への支援強化へ
2017-05-05 19:43:21

アジアのインフラ開発を半世紀にわたって支援してきた、ADB=アジア開発銀行の年次総会が、6日から横浜市で開かれます。中国の主導でAIIB=アジアインフラ投資銀行が設立される中、日本はアジア開発銀行とともに、防災や感染症対策など新たな分野への支援を強化し、存在感を示したい考えです。
日本人が歴代総裁を務めるアジア開発銀行は、今回、50回目の節目の年次総会を横浜市で開き、6日から2日間、加盟する67の国と地域の財務相や中央銀行総裁らが出席します。
6日は、麻生副総理兼財務大臣が議長国として開会式で演説し、日本としてはアジア開発銀行とともに、インフラ開発の支援をはじめ、防災対策や感染症対策などに取り組む考えを示すことにしています。
アジアのインフラ需要をめぐっては、年間190兆円に上るという試算をアジア開発銀行が示していますが、中国主導で設立されたAIIB=アジアインフラ投資銀行には、アジア開発銀行を上回る70の国と地域が加盟し、存在感を高めています。
日本としては、アジア開発銀行とAIIBとの違いを打ち出すため、日本の環境技術を生かした支援や、民間資金と共同で行う融資や投資の枠組みを活用したい考えです。
また、日本と中国の財務当局による日中財務対話も2年ぶりに開かれ、経済情勢のほか、金融面の協力などについて意見を交わすことにしています。
6日は、麻生副総理兼財務大臣が議長国として開会式で演説し、日本としてはアジア開発銀行とともに、インフラ開発の支援をはじめ、防災対策や感染症対策などに取り組む考えを示すことにしています。
アジアのインフラ需要をめぐっては、年間190兆円に上るという試算をアジア開発銀行が示していますが、中国主導で設立されたAIIB=アジアインフラ投資銀行には、アジア開発銀行を上回る70の国と地域が加盟し、存在感を高めています。
日本としては、アジア開発銀行とAIIBとの違いを打ち出すため、日本の環境技術を生かした支援や、民間資金と共同で行う融資や投資の枠組みを活用したい考えです。
また、日本と中国の財務当局による日中財務対話も2年ぶりに開かれ、経済情勢のほか、金融面の協力などについて意見を交わすことにしています。
ソース:NHK ニュース