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フランス大統領選 あす決選投票
2017-05-06 09:21:25

フランス大統領選挙は7日に決選投票が行われ、EU=ヨーロッパ連合との関係強化を訴える無所属のマクロン候補と、EUに反対する極右政党のルペン候補の2人によって争われます。選挙の結果は今後のEUの行方や国際情勢にも影響を及ぼしかねないだけに、有権者の判断が注目されます。
フランス大統領選挙は、先月の1回目の投票を受けて、中道で無所属のマクロン候補と、極右政党の国民戦線のルペン候補の上位2人による決選投票が7日に行われます。
選挙戦では、自国の利益を最優先にする原則を掲げるルペン氏がEUとの関係を見直し離脱の是非を問う国民投票を実施すると主張したのに対し、マクロン氏はEUとの関係を強化しドイツとともにヨーロッパの連帯を主導するなどと主張し、立場の違いを鮮明にしました。
最新の世論調査の支持率では、投票に行くと答えた人のうちマクロン氏が63%、ルペン氏が37%と、マクロン氏が優勢を保っていますが、投票率が下がれば、より固い支持基盤を持つルペン氏に有利になり、接戦になる可能性も指摘されています。
こうした中、選挙戦の最終日となった5日夜にはマクロン氏の陣営が、組織的で大規模なハッキングを受けて、幹部のEメールや経理資料などの内部情報が流失したとする声明を発表しました。
マクロン陣営はネット上に出回っているものの中には偽の情報も混在しているとして、「民主主義を脅かす行為だ」と非難するなど、投票日を目前にして波紋が広がっています。
選挙の結果は、今後のEUの行方に加え、アメリカのトランプ政権の誕生やイギリスのEU離脱などによって内向きな傾向が強まっている国際情勢にも影響を及ぼしかねないだけに、有権者の判断が注目されます。
投票は日本時間の7日午後に始まり、即日開票されて8日未明には大勢が判明する見通しです。
選挙戦では、自国の利益を最優先にする原則を掲げるルペン氏がEUとの関係を見直し離脱の是非を問う国民投票を実施すると主張したのに対し、マクロン氏はEUとの関係を強化しドイツとともにヨーロッパの連帯を主導するなどと主張し、立場の違いを鮮明にしました。
最新の世論調査の支持率では、投票に行くと答えた人のうちマクロン氏が63%、ルペン氏が37%と、マクロン氏が優勢を保っていますが、投票率が下がれば、より固い支持基盤を持つルペン氏に有利になり、接戦になる可能性も指摘されています。
こうした中、選挙戦の最終日となった5日夜にはマクロン氏の陣営が、組織的で大規模なハッキングを受けて、幹部のEメールや経理資料などの内部情報が流失したとする声明を発表しました。
マクロン陣営はネット上に出回っているものの中には偽の情報も混在しているとして、「民主主義を脅かす行為だ」と非難するなど、投票日を目前にして波紋が広がっています。
選挙の結果は、今後のEUの行方に加え、アメリカのトランプ政権の誕生やイギリスのEU離脱などによって内向きな傾向が強まっている国際情勢にも影響を及ぼしかねないだけに、有権者の判断が注目されます。
投票は日本時間の7日午後に始まり、即日開票されて8日未明には大勢が判明する見通しです。
ソース:NHK ニュース