Show Furigana
慰安婦問題日韓合意に国連が改善勧告 日本政府反論提出へ
2017-05-18 19:27:42

国連の委員会が、慰安婦問題をめぐる日韓合意は補償などが十分でない懸念があるとして、韓国政府に改善を求める勧告を出したのに対し、政府は、国際的にも高い評価を受け見直す必要はないと反論する文書を今月中にも提出する方向で調整を進めています。
国連の「拷問禁止委員会」は、今月、慰安婦問題をめぐる日韓合意について、評価しながらも、被害者への補償や、可能なかぎりの被害の回復、再発防止の確約が十分ではない懸念があると指摘し、韓国政府に改善を求める勧告を出しました。
これに対して、政府は、勧告に法的拘束力はないものの、日本側に意見を求めることなく出されたのは問題だとして、委員会に、日本の立場を説明する文書を今月中にも提出する方向で調整を進めています。
外務省によりますと、文書には、日韓合意が、慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決することを確認し、国際的にも高い評価を受けているとして、見直す必要はないなどと反論する内容が盛り込まれる見通しだということです。
これに対して、政府は、勧告に法的拘束力はないものの、日本側に意見を求めることなく出されたのは問題だとして、委員会に、日本の立場を説明する文書を今月中にも提出する方向で調整を進めています。
外務省によりますと、文書には、日韓合意が、慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決することを確認し、国際的にも高い評価を受けているとして、見直す必要はないなどと反論する内容が盛り込まれる見通しだということです。
ソース:NHK ニュース