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北朝鮮 米の空母展開を批判 サイバー攻撃への関与否定
2017-05-19 20:14:54

北朝鮮の国連次席大使が記者会見を開き、アメリカ軍が軍事演習を実施するため朝鮮半島周辺に空母を展開させていることについて行き過ぎた軍事挑発だと批判するとともに、一連のサイバー攻撃については関与を否定しました。
これは北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使が19日昼前、国連本部で記者会見を開いて述べたものです。
この中でキム次席大使は、軍事演習を実施するためアメリカ軍の原子力空母カール・ビンソンを中心とする艦隊が朝鮮半島近くを航行していると指摘し、「米韓合同軍事演習が終了したにもかかわらず、このような行き過ぎた軍事挑発が続いているのはアメリカが侵略戦争の張本人であることを示している」と批判しました。
そのうえでアメリカのトランプ政権が、敵視政策と核による威嚇を放棄しない限り北朝鮮は核兵器開発を加速するという従来の立場を繰り返しました。
一方、一連のサイバー攻撃への関与について、「北朝鮮と結びつけるのはばかげている。奇妙なことが起きると、いつもアメリカと北朝鮮の敵対勢力が意図的に騒ぎたてる」と述べて関与を否定しました。
また中国とロシアも国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議を支持していることについて、キム次席大使は、「両国は伝統的な友好国であり、アメリカによる核の脅威にさらされ続けるわれわれの核政策を理解している」と述べて批判を避けました。
この中でキム次席大使は、軍事演習を実施するためアメリカ軍の原子力空母カール・ビンソンを中心とする艦隊が朝鮮半島近くを航行していると指摘し、「米韓合同軍事演習が終了したにもかかわらず、このような行き過ぎた軍事挑発が続いているのはアメリカが侵略戦争の張本人であることを示している」と批判しました。
そのうえでアメリカのトランプ政権が、敵視政策と核による威嚇を放棄しない限り北朝鮮は核兵器開発を加速するという従来の立場を繰り返しました。
一方、一連のサイバー攻撃への関与について、「北朝鮮と結びつけるのはばかげている。奇妙なことが起きると、いつもアメリカと北朝鮮の敵対勢力が意図的に騒ぎたてる」と述べて関与を否定しました。
また中国とロシアも国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議を支持していることについて、キム次席大使は、「両国は伝統的な友好国であり、アメリカによる核の脅威にさらされ続けるわれわれの核政策を理解している」と述べて批判を避けました。
ソース:NHK ニュース