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政府 圧力強化が必要 G7で明確なメッセージを
2017-05-21 19:30:35

政府は、先週に続き、21日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対し、圧力の強化が必要だとして、アメリカや韓国と連携して中国やロシアへの働きかけを続けるとともに、今週開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議で明確なメッセージを出したい考えです。
北朝鮮は、今月14日に続いて、21日夕方、弾道ミサイル1発を発射しました。
弾道ミサイルはおよそ500キロ飛んで、朝鮮半島東岸から東におよそ350キロ離れた日本の排他的経済水域の外の日本海に落下したと見られています。
これを受けて、安倍総理大臣は「北朝鮮が、国際社会の強い警告にもかかわらず、1週間のうちに、またもや弾道ミサイルの発射を強行した。国際社会の平和的解決に向けた努力を踏みにじるものであり、世界に対する挑戦だ」と批判し、政府は直ちに外交ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議しました。
今回の発射について、外務省幹部は「国際社会からの圧力に屈せずに開発を続けるという政治的意図が感じられる」としていて、政府は、ミサイルの種類や性能などを詳しく分析しています。
そして、政府は、挑発行動を続ける北朝鮮に対し、圧力の強化が必要だとして、アメリカや韓国と連携して、北朝鮮に影響力を持つ中国やロシアへの働きかけを続けるとともに、国連安保理で新たな制裁決議を採択することも含め、国際社会が一致してきぜんとした対応を取るよう、関係国との調整を進める方針です。
さらに、政府は、安倍総理大臣も出席して今週イタリアで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議で、北朝鮮への対応を主要な議題として議論し、明確なメッセージを出したい考えです。
弾道ミサイルはおよそ500キロ飛んで、朝鮮半島東岸から東におよそ350キロ離れた日本の排他的経済水域の外の日本海に落下したと見られています。
これを受けて、安倍総理大臣は「北朝鮮が、国際社会の強い警告にもかかわらず、1週間のうちに、またもや弾道ミサイルの発射を強行した。国際社会の平和的解決に向けた努力を踏みにじるものであり、世界に対する挑戦だ」と批判し、政府は直ちに外交ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議しました。
今回の発射について、外務省幹部は「国際社会からの圧力に屈せずに開発を続けるという政治的意図が感じられる」としていて、政府は、ミサイルの種類や性能などを詳しく分析しています。
そして、政府は、挑発行動を続ける北朝鮮に対し、圧力の強化が必要だとして、アメリカや韓国と連携して、北朝鮮に影響力を持つ中国やロシアへの働きかけを続けるとともに、国連安保理で新たな制裁決議を採択することも含め、国際社会が一致してきぜんとした対応を取るよう、関係国との調整を進める方針です。
さらに、政府は、安倍総理大臣も出席して今週イタリアで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議で、北朝鮮への対応を主要な議題として議論し、明確なメッセージを出したい考えです。
ソース:NHK ニュース