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プール熱の患者 この時期としては過去10年で最多
2017-05-26 06:56:26

「咽頭結膜熱」=いわゆるプール熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、ウイルスが付着したタオルを使ったり、プールの水を介したりして感染します。
国立感染症研究所によりますと、今月14日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は、前の週から700人余り増えて2079人となっています。
これを元にした1医療機関当たりの患者数は0.66人と、過去10年で最も多くなっています。
都道府県別に見ますと、奈良県が1.53人と最も多く、次いで鹿児島県が1.45人、北海道と三重県が1.16人などとなっています。
国立感染症研究所の藤本嗣人室長は「通常は6月から患者が増え始めるが、1週間から2週間ほど早いペースで増加している。今後、夏場にかけてさらなる増加が見込まれるので、手洗いなどの対策に加え、感染源となるタオルの共用を避けるなどしてほしい。また、プールの管理の際は、塩素濃度に注意するなど、消毒を適切に行ってほしい」と話しています。
国立感染症研究所によりますと、今月14日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は、前の週から700人余り増えて2079人となっています。
これを元にした1医療機関当たりの患者数は0.66人と、過去10年で最も多くなっています。
都道府県別に見ますと、奈良県が1.53人と最も多く、次いで鹿児島県が1.45人、北海道と三重県が1.16人などとなっています。
国立感染症研究所の藤本嗣人室長は「通常は6月から患者が増え始めるが、1週間から2週間ほど早いペースで増加している。今後、夏場にかけてさらなる増加が見込まれるので、手洗いなどの対策に加え、感染源となるタオルの共用を避けるなどしてほしい。また、プールの管理の際は、塩素濃度に注意するなど、消毒を適切に行ってほしい」と話しています。
ソース:NHK ニュース