山林さんりんで死亡しぼうの女性じょせい クマよけの鈴すずつけていたのに襲おそわれたか

２に７なな日にち、秋田あきた県けん仙北せんぼく市しの山林さんりんで、クマに襲おそわれて死亡しぼうしたと見みられる女性じょせいが、クマよけの鈴すずを複数ふくすう身みにつけて山やまに入はいっていたことが、警察けいさつなどの調しらべでわかりました。警察けいさつは、クマへの備そなえをしていても被害ひがいに遭あうおそれがあるとして、周辺しゅうへんの山やまなどに立ち入たちいらないよう呼よびかけています。

２に７なな日にち、秋田あきた県けん仙北せんぼく市し田沢たざわ湖こ玉川たまがわの山林さんりんでタケノコ採とりをしていた市内しないに住すむ看護かんご助手じょしゅの大石おおいし正子まさこさん（６ろく１いち）が、死亡しぼうしているのが見みつかり、警察けいさつは、傷きずの状態じょうたいからクマに襲おそわれたと見みて調しらべています。

家族かぞくの話はなしでは、大石おおいしさんはふだんから、山やまに入はいる時ときはクマよけの鈴すずを持もって出でかけていたということで、警察けいさつによりますと、被害ひがいに遭あった２に７なな日にちも、腰こしに鈴すずを２ふたつつけていたということです。

クマは、鈴すずの音おとや話し声はなしごえなどで近ちかくに人ひとがいることに気付きづくと逃にげていく習性しゅうせいがあるとされていますが、秋田あきた県内けんないでは、鈴すずを身みにつけていても襲おそわれるケースが相次あいついでいます。

警察けいさつは、クマへの備そなえをしていても被害ひがいに遭あうおそれがあるとして、現場げんば周辺しゅうへんの山やまやクマが生息せいそくしている山やまには立ち入たちいらないよう呼よびかけています。

ソース：NHK ニュース