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津波被害乗り越え7年ぶりの田植え 宮城 石巻
2017-05-30 06:54:10

石巻市牡鹿地区の沿岸部にある谷川浜では、津波で田んぼが海水につかり壊滅的な被害を受けましたが、5人の農家の人たちが生産組合を作り、21ヘクタールの田んぼで土を入れ替える作業を進めてきました。
そして30日に、この地区では7年ぶりとなる、震災のあと初めての田植えが行われました。
組合長の渥美浩晃さんと、震災後、農業を継ぐことになった長男が、「豊作復興祈願」と書いたのぼり旗を掲げた田植え機を使い、苗を植えていきました。
渥美さんは「田植えの風景が地区に戻り、感無量です。コメの価格の下落や後継者不足など、課題は多いですが、出発点に立った気持ちで頑張ります」と意気込んでいました。
東北農政局によりますと、宮城県の農地は津波で1万9000ヘクタール余りが水につかりましたが、今年度中におよそ9割が農地として使えるようになる見込みだということです。
そして30日に、この地区では7年ぶりとなる、震災のあと初めての田植えが行われました。
組合長の渥美浩晃さんと、震災後、農業を継ぐことになった長男が、「豊作復興祈願」と書いたのぼり旗を掲げた田植え機を使い、苗を植えていきました。
渥美さんは「田植えの風景が地区に戻り、感無量です。コメの価格の下落や後継者不足など、課題は多いですが、出発点に立った気持ちで頑張ります」と意気込んでいました。
東北農政局によりますと、宮城県の農地は津波で1万9000ヘクタール余りが水につかりましたが、今年度中におよそ9割が農地として使えるようになる見込みだということです。
ソース:NHK ニュース