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女子生徒自殺 いじめ調査の見直し どう進めるか
2017-05-31 20:10:35

おととし茨城県取手市で、「いじめられたくない」と日記に書き残して女子中学生が自殺した問題で、市の教育委員会は、いじめはあったと認めたうえで、調査の見直しを検討すると明らかにしました。生徒の両親は、今の第三者委員会を解散し、新たな委員での調査を要望しており、どのように見直しを進めるのか、両親に寄り添った対応が求められます。
おととし11月、茨城県取手市で中学3年生で15歳だった中島菜保子さんが「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺し、市の教育委員会は「いじめの事実はなく重大事態に該当しない」と議決しましたが、自殺したことそのものが「重大事態」だったとして、30日にこの議決を撤回しました。
この問題で、市の教育委員会は、31日に文部科学省から遺族への対応を十分行うよう指摘され、女子生徒の両親の元を訪れ、これまでの対応について謝罪しました。
さらに、市の教育委員会は、現在自殺の原因を調べている第三者委員会も含めて、調査の見直しを検討することを明らかにしました。
しかし、女子生徒の両親は「いじめはなかった」という前提で作られた今の第三者委員会では、十分な調査は行えないとして、委員会の解散と新たな委員による調査を求めています。
市の教育委員会は今後、どのように見直しを進めるのか、女子生徒の両親に寄り添った対応が求められます。
この問題で、市の教育委員会は、31日に文部科学省から遺族への対応を十分行うよう指摘され、女子生徒の両親の元を訪れ、これまでの対応について謝罪しました。
さらに、市の教育委員会は、現在自殺の原因を調べている第三者委員会も含めて、調査の見直しを検討することを明らかにしました。
しかし、女子生徒の両親は「いじめはなかった」という前提で作られた今の第三者委員会では、十分な調査は行えないとして、委員会の解散と新たな委員による調査を求めています。
市の教育委員会は今後、どのように見直しを進めるのか、女子生徒の両親に寄り添った対応が求められます。
ソース:NHK ニュース