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防衛相 対北朝鮮で国際社会の結束訴える
2017-06-03 02:48:58

シンガポールを訪れている稲田防衛大臣は、安全保障に関する国際会議で講演し、北朝鮮の核・ミサイル開発について、「地域と世界に与える脅威は、今や新たな段階だ」と指摘し、国際社会が結束して圧力を強化しなければならないという考えを示しました。
稲田防衛大臣は日本時間の3日朝、シンガポールに到着し、アジア太平洋地域の防衛担当の閣僚らが地域の安全保障をめぐって意見を交わすため、毎年、この時期に開かれている「アジア安全保障会議」に出席し、講演しました。
この中で、稲田大臣は、「北朝鮮は国際社会の警告を無視し、複数の核実験を実施してきた。弾道ミサイルの発射を繰り返し、運用能力を向上させている。北朝鮮が地域と世界に与える脅威は、今や新たな段階の脅威となっている」と指摘しました。
そして、稲田大臣は、「アメリカは、すべての選択肢がテーブルの上にあることを言葉と行動で示しており、この姿勢を強く支持する。韓国とも安全保障分野での協力をさまざまな手段で進めており、日米韓3か国の共同訓練も実施している」と述べました。そのうえで、「われわれは団結し、関連する、すべての国連安保理決議の完全、徹底的かつ持続的な履行を通じ、北朝鮮への圧力を強化しなければならない。北朝鮮は挑発行為を停止し、国際的な義務や約束を順守しなければならない」と述べました。
一方、稲田大臣は、海洋進出を強める中国を念頭に、「東シナ海では、公船によるわが国領海への侵入が断続的に続いている。南シナ海における拠点構築や軍事目的での利用が進行しており、強く懸念する」と述べました。
この中で、稲田大臣は、「北朝鮮は国際社会の警告を無視し、複数の核実験を実施してきた。弾道ミサイルの発射を繰り返し、運用能力を向上させている。北朝鮮が地域と世界に与える脅威は、今や新たな段階の脅威となっている」と指摘しました。
そして、稲田大臣は、「アメリカは、すべての選択肢がテーブルの上にあることを言葉と行動で示しており、この姿勢を強く支持する。韓国とも安全保障分野での協力をさまざまな手段で進めており、日米韓3か国の共同訓練も実施している」と述べました。そのうえで、「われわれは団結し、関連する、すべての国連安保理決議の完全、徹底的かつ持続的な履行を通じ、北朝鮮への圧力を強化しなければならない。北朝鮮は挑発行為を停止し、国際的な義務や約束を順守しなければならない」と述べました。
一方、稲田大臣は、海洋進出を強める中国を念頭に、「東シナ海では、公船によるわが国領海への侵入が断続的に続いている。南シナ海における拠点構築や軍事目的での利用が進行しており、強く懸念する」と述べました。
ソース:NHK ニュース