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不正ウイルス作成容疑の中学生 海外サイトで公開か
2017-06-05 21:37:39

パソコンを暗号化して動かなくし、代わりに金銭を要求する不正なコンピューターウイルスを作成したなどとして、中学生が逮捕された事件で、作成されたウイルスは誰でもダウンロードできるように海外のサイトで公開されていたことが警察への取材でわかりました。調べに対し「ウイルスは100回以上ダウンロードされた」と話しているということで、警察は被害がなかったか確認を進めています。
ことし1月、大阪・高槻市の中学3年の14歳の男子生徒が、パソコンのデータを勝手に暗号化して利用できなくし、代わりに金銭を要求する「ランサムウエア」と呼ばれる不正なウイルスを作成した疑いなどで、5日、逮捕されました。
「ランサムウエア」は、「身代金要求型」とも呼ばれ、先月、世界各地で相次いだ大規模なサイバー攻撃でも使用されましたが、男子生徒が作成したウイルスは、誰でもダウンロードできるように海外のサイトで公開されていたことが警察への取材でわかりました。
さらに、調べに対し男子生徒は「自分が作ったウイルスは100回以上ダウンロードされた」と話しているということです。
これまでにこのウイルスによる被害は確認されていませんが、警察はウイルスを入手した人物の特定とともに被害がなかったか確認を進めています。
「ランサムウエア」は、「身代金要求型」とも呼ばれ、先月、世界各地で相次いだ大規模なサイバー攻撃でも使用されましたが、男子生徒が作成したウイルスは、誰でもダウンロードできるように海外のサイトで公開されていたことが警察への取材でわかりました。
さらに、調べに対し男子生徒は「自分が作ったウイルスは100回以上ダウンロードされた」と話しているということです。
これまでにこのウイルスによる被害は確認されていませんが、警察はウイルスを入手した人物の特定とともに被害がなかったか確認を進めています。
ソース:NHK ニュース