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官房長官の前次官辞任経緯めぐる発言 “守秘義務違反でない”
2017-06-07 06:25:57

菅官房長官は衆議院内閣委員会で、文部科学省の前川前事務次官が辞任した経緯を明らかにしたことについて、前川氏の説明がみずからが把握する事実と異なったため、発言したもので、国家公務員法の守秘義務違反などには当たらないという考えを示しました。
7日の衆議院内閣委員会で、民進党の議員は文部科学省の天下り問題を受けて、前川前事務次官が辞任した経緯をめぐり、菅官房長官が「地位に恋々としがみついた」などと述べたことは、国家公務員法の守秘義務に反するのではないかと指摘しました。
これに対し、菅官房長官は「当たらない。辞めた本人が辞めたときのことを話していて、私が承知している事実と違ったので、事実に基づいて申し上げた」と述べ、国家公務員法の守秘義務違反などには当たらないという考えを示しました。
また、菅官房長官は国家戦略特区での大学の獣医学部の新設に関連し、「文部科学省が文部科学大臣の下で調査し、出所や入手経緯が明らかにされていない文書について、その存否や、内容などの確認の調査を行う必要はないと判断したという報告を受けており、文部科学省で行ったものについて『了とする』のは当然のことではないか」と述べ、再調査は必要ないという考えを示しました。
これに対し、菅官房長官は「当たらない。辞めた本人が辞めたときのことを話していて、私が承知している事実と違ったので、事実に基づいて申し上げた」と述べ、国家公務員法の守秘義務違反などには当たらないという考えを示しました。
また、菅官房長官は国家戦略特区での大学の獣医学部の新設に関連し、「文部科学省が文部科学大臣の下で調査し、出所や入手経緯が明らかにされていない文書について、その存否や、内容などの確認の調査を行う必要はないと判断したという報告を受けており、文部科学省で行ったものについて『了とする』のは当然のことではないか」と述べ、再調査は必要ないという考えを示しました。
ソース:NHK ニュース