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英総選挙 投票始まる EU離脱やテロ対策など争点
2017-06-08 06:00:07

EU=ヨーロッパ連合からの離脱に向けた方針やテロ対策などが争点となっているイギリスの総選挙は、日本時間の8日午後3時から投票が始まりました。選挙の結果はEUとの離脱交渉の行方に大きな影響を与えるだけに有権者の選択に注目が集まっています。
イギリス議会下院の総選挙の投票は、8日午前7時(日本時間8日午後3時)から全国4万2000か所の投票所で始まりました。
今回の選挙では、メイ首相が率いる与党・保守党と、最大野党の労働党などが議会下院の650議席を争います。選挙戦では、EUからの離脱に向けた方針が大きな争点となり、メイ首相率いる与党・保守党は、交渉を有利に進めるには、政権基盤の安定が必要だなどと訴えたのに対し、野党の労働党は、保守党が訴えるEUの単一市場からの撤退は、経済への打撃が大きいなどと主張しました。また、選挙期間中にテロ事件が相次いだことで、各党の治安対策にも関心が集まりました。
当初は、保守党が圧勝するという見方が出ていましたが、直前の世論調査では労働党が激しく追い上げる展開となっています。結果次第では総選挙の前倒しに踏み切ったメイ首相が責任を問われる事態も予想されるほか、今月中に始まる予定のEUとの離脱交渉の行方に大きな影響を与えるだけに有権者の選択が注目されます。
投票は8日午後10時(日本時間9日午前6時)に締め切られたあと、ほとんどの選挙区で即日開票され、日本時間の昼ごろには大勢が判明する見通しです。
今回の選挙では、メイ首相が率いる与党・保守党と、最大野党の労働党などが議会下院の650議席を争います。選挙戦では、EUからの離脱に向けた方針が大きな争点となり、メイ首相率いる与党・保守党は、交渉を有利に進めるには、政権基盤の安定が必要だなどと訴えたのに対し、野党の労働党は、保守党が訴えるEUの単一市場からの撤退は、経済への打撃が大きいなどと主張しました。また、選挙期間中にテロ事件が相次いだことで、各党の治安対策にも関心が集まりました。
当初は、保守党が圧勝するという見方が出ていましたが、直前の世論調査では労働党が激しく追い上げる展開となっています。結果次第では総選挙の前倒しに踏み切ったメイ首相が責任を問われる事態も予想されるほか、今月中に始まる予定のEUとの離脱交渉の行方に大きな影響を与えるだけに有権者の選択が注目されます。
投票は8日午後10時(日本時間9日午前6時)に締め切られたあと、ほとんどの選挙区で即日開票され、日本時間の昼ごろには大勢が判明する見通しです。
ソース:NHK ニュース