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加計学園 首相「指示や働きかけ 1度もない」
2017-06-16 08:25:15

安倍総理大臣は参議院予算委員会で学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる文書の追加調査について、対応に時間がかかったことは反省するとした一方で、特区の指定などは法令にのっとって行われており、みずからが働きかけたことは1度もないと強調しました。
参議院予算委員会の集中審議では学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる文書の追加調査について質疑が相次ぎました。
この中で民進党の福山幹事長代理は、文部科学省の追加調査で14の文書の存在が確認されたことなどに関して、「『総理のご意向』とか、『官邸の最高レベルが言っている』とのやり取りがあったという疑念は全然払拭(ふっしょく)されていない。どう見ても安倍総理大臣が言ったのではないか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は「文書の問題をめぐって対応に時間がかかったことは率直に反省したい」と述べました。その一方で安倍総理大臣は「特区の指定、規制改革項目の追加、事業者の選定のいずれのプロセスも適切に実施している。岩盤規制改革を全体としてスピード感をもって進めるように常々指示をしてきているが、本件について具体的に指示したり働きかけをしたことは1度もない」と述べました。そのうえで「内閣府の職員がほかの省庁と議論するプロセスで主張がぶつかり合うのは当然であり、法律にのっとった意思決定だったことに1点の曇りもない。これからも先頭に立ってあらゆる岩盤規制に挑戦する」と強調しました。
また共産党の小池書記局長は、文部科学省の前川前事務次官の証人喚問について「与党はなぜ反対するのか。国民の大多数は納得しておらず、安倍総理大臣のイニシアチブで証人喚問を実現すべきだ」と迫りました。
これに対し安倍総理大臣は「国会においてどのような形で審議を進めていくのかは、まさに委員の皆様が決めており、誇りを持って決めていただきたい」と述べました。
このほか山本地方創生担当大臣は文部科学省が公表した萩生田官房副長官の関与を指摘するメールについて「メールを作ったのは文部科学省から出向してきた職員で、不適切なことだが陰で隠れて本省にご注進したメールだ。事実を確認して出したものではない」と述べたほか、萩生田官房副長官も関与を否定しました。
一方、菅官房長官は、当初文書を「怪文書」と指摘したことを撤回するのかを問われ「現在の認識ではない」と述べました。
この中で民進党の福山幹事長代理は、文部科学省の追加調査で14の文書の存在が確認されたことなどに関して、「『総理のご意向』とか、『官邸の最高レベルが言っている』とのやり取りがあったという疑念は全然払拭(ふっしょく)されていない。どう見ても安倍総理大臣が言ったのではないか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は「文書の問題をめぐって対応に時間がかかったことは率直に反省したい」と述べました。その一方で安倍総理大臣は「特区の指定、規制改革項目の追加、事業者の選定のいずれのプロセスも適切に実施している。岩盤規制改革を全体としてスピード感をもって進めるように常々指示をしてきているが、本件について具体的に指示したり働きかけをしたことは1度もない」と述べました。そのうえで「内閣府の職員がほかの省庁と議論するプロセスで主張がぶつかり合うのは当然であり、法律にのっとった意思決定だったことに1点の曇りもない。これからも先頭に立ってあらゆる岩盤規制に挑戦する」と強調しました。
また共産党の小池書記局長は、文部科学省の前川前事務次官の証人喚問について「与党はなぜ反対するのか。国民の大多数は納得しておらず、安倍総理大臣のイニシアチブで証人喚問を実現すべきだ」と迫りました。
これに対し安倍総理大臣は「国会においてどのような形で審議を進めていくのかは、まさに委員の皆様が決めており、誇りを持って決めていただきたい」と述べました。
このほか山本地方創生担当大臣は文部科学省が公表した萩生田官房副長官の関与を指摘するメールについて「メールを作ったのは文部科学省から出向してきた職員で、不適切なことだが陰で隠れて本省にご注進したメールだ。事実を確認して出したものではない」と述べたほか、萩生田官房副長官も関与を否定しました。
一方、菅官房長官は、当初文書を「怪文書」と指摘したことを撤回するのかを問われ「現在の認識ではない」と述べました。
民進「公務員に責任なすりつけとんでもない」
ソース:NHK ニュース