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仏下院議会選 決選投票始まる 大統領の安定基盤なるか注目
2017-06-18 08:52:12

先月就任したフランスのマクロン大統領にとって初めての国政選挙となる、議会下院の選挙の決選投票が日本時間の18日午後始まり、マクロン大統領が立ち上げた新党の優勢が伝えられる中、大統領がどこまで安定した政権基盤を築くことになるのか、注目されます。
フランスの議会下院に当たる国民議会の選挙は577議席を小選挙区制で争うもので、先週の1回目の投票で過半数を獲得する候補者が出なかった選挙区で18日、上位の候補者による決選投票が行われています。
投票は午前8時(日本時間の18日午後3時)から、各地の投票所で一斉に始まりました。
先週の1回目の投票では、マクロン大統領が立ち上げた新党「共和国前進」が選挙協力する中道政党と合わせ32%以上を得票したのに対し、共和党を中心とする中道右派は21%余り、極右政党の国民戦線は13%余りにとどまり、前の政権与党の社会党を中心とする中道左派は10%に届きませんでした。
決選投票でも新党の優勢が伝えられていて、最終的に議会の70%以上に当たる議席を獲得するという予測もあり、マクロン大統領がどこまで安定した政権基盤を築くことになるのか、注目されます。
一方で、1回目の投票の投票率は、60年近く前にフランスが現在の政治制度になってから最も低く、国民の選挙への関心の低さも指摘されています。
投票は日本時間の19日午前3時までに締め切られて即日開票され、19日朝には大勢が判明する見通しです。
投票は午前8時(日本時間の18日午後3時)から、各地の投票所で一斉に始まりました。
先週の1回目の投票では、マクロン大統領が立ち上げた新党「共和国前進」が選挙協力する中道政党と合わせ32%以上を得票したのに対し、共和党を中心とする中道右派は21%余り、極右政党の国民戦線は13%余りにとどまり、前の政権与党の社会党を中心とする中道左派は10%に届きませんでした。
決選投票でも新党の優勢が伝えられていて、最終的に議会の70%以上に当たる議席を獲得するという予測もあり、マクロン大統領がどこまで安定した政権基盤を築くことになるのか、注目されます。
一方で、1回目の投票の投票率は、60年近く前にフランスが現在の政治制度になってから最も低く、国民の選挙への関心の低さも指摘されています。
投票は日本時間の19日午前3時までに締め切られて即日開票され、19日朝には大勢が判明する見通しです。
ソース:NHK ニュース