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告知せずダム放流 下流で親子が流されけが 新潟 新発田
2017-06-19 05:08:19

17日、新潟県新発田市にある県が管理するダムで、サイレンを鳴らすなど住民への告知がされないまま放流が行われ、下流の川で遊んでいた親子が流されて、けがをしました。県は住民に知らせる基準に達していなかったものの、今後は告知を行うことを検討するとしています。
新潟県新発田市滝谷にある公園内を流れる加治川の中州で17日の夕方、新潟市北区の45歳の母親と9歳の息子が遊んでいたところ、増水した川に流されました。母親は、およそ100メートル、息子は10メートルほど流され、膝などに軽いけがをしました。
新潟県によりますと、中州付近の水位は、4キロほど上流にある県が管理する加治川治水ダムで、観光客向けに放流が行われため、およそ30分間で15センチから70センチほどに上昇したということです。
県は、今回見込まれた水位の上昇は、サイレンなどで住民に知らせる基準に達していなかったため、告知しないまま、放流したということです。
新潟県河川管理課の遠間文男課長補佐は「このような事態を起こし、申し訳ない。今後、放流する際は原則として、サイレンを鳴らすことなど検討したい」としています。
新潟県によりますと、中州付近の水位は、4キロほど上流にある県が管理する加治川治水ダムで、観光客向けに放流が行われため、およそ30分間で15センチから70センチほどに上昇したということです。
県は、今回見込まれた水位の上昇は、サイレンなどで住民に知らせる基準に達していなかったため、告知しないまま、放流したということです。
新潟県河川管理課の遠間文男課長補佐は「このような事態を起こし、申し訳ない。今後、放流する際は原則として、サイレンを鳴らすことなど検討したい」としています。
目撃者「増水に恐怖感じた」
ソース:NHK ニュース