詩人しじん 大岡おおおか信しんさんを送おくる会かい 谷川たにがわ俊太郎しゅんたろうさんら朗読ろうどく

詩しや評論ひょうろんなど多彩たさいな執筆しっぴつ活動かつどうを行おこない、ことし４月しがつに８はち６ろく歳さいで亡なくなった詩人しじんの大岡おおおか信しんさんを送おくる会かいが２に８はち日にち夜よる、東京とうきょう都内とないで開ひらかれ、詩人しじんの谷川たにがわ俊太郎しゅんたろうさんが自作じさくの詩しを朗読ろうどくするなどして大岡おおおかさんをしのびました。

大岡おおおか信しんさんは現代げんだい詩しを代表だいひょうする詩人しじんの１いち人にんとして活躍かつやくしたほか、長年ながねん、朝日あさひ新聞しんぶんに連載れんさいしたコラム「折々おりおりのうた」では古典こてんから現代げんだいまでの歌うたを分わかりやすく解説かいせつし、平成へいせい１いち５ご年ねんに文化ぶんか勲章くんしょうを受章じゅしょうしています。

ことし４月しがつに８はち６ろく歳さいで亡なくなった大岡おおおかさんをしのんで、２に８はち日にち夜よる、大岡おおおかさんが教きょうべんを取とっていた東京とうきょう・千代田ちよだ区くの明治めいじ大学だいがくで「送おくる会かい」が開ひらかれ、関係かんけい者しゃや一般いっぱんの愛読あいどく者しゃおよそ６ろく０ぜろ０ぜろ人にんが出席しゅっせきしました。

催もよおしでは、長年ながねんにわたって大岡おおおかさんと親交しんこうのあった詩人しじんの谷川たにがわ俊太郎しゅんたろうさんが２に人にんの友情ゆうじょうの深ふかさを表現ひょうげんした「微醺びくんをおびて」という自作じさくの詩しを披露ひろうし「おれはまた君きみと連れん詩しで遊び呆あそびほうけたい」などと朗読ろうどくしました。

また大岡おおおかさんと交流こうりゅうを深ふかめ、その詩しを舞台ぶたいで披露ひろうしてきた女優じょゆうの白石しらいし加代子かよこさんは「水底すいてい吹笛ふえ」など自身じしんで選えらんだ大岡おおおかさんの４よん編へんの詩しを朗読ろうどくし、出席しゅっせきした人ひとたちは静しずかに耳みみを傾かたむけて大岡おおおかさんの詩しの世界せかいに思おもいをはせていました。

出席しゅっせきした６ろく０ぜろ代だいの女性じょせいは「大岡おおおかさんが亡なくなりさみしい気持きもちでいっぱいですが、愛情あいじょうあふれる言葉ことばが詰つまった作品さくひんを次つぎの世代せだいにも伝つたえていきたいです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース