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EPA交渉 チーズなど大詰め協議続く
2017-07-01 06:12:52

早期の大枠合意を目指す、日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の2日目の閣僚協議は、岸田外務大臣とEUで通商政策を担当するマルムストローム委員ら4人の閣僚が、焦点となっているチーズや乗用車などをめぐって大詰めの協議を続けています。
日本とEUのEPAをめぐる2日目の閣僚協議は、岸田外務大臣と山本農林水産大臣、それにEUで通商政策を担当するマルムストローム委員と農業政策担当のホーガン委員の4人で断続的に続いています。
1日の協議の冒頭、岸田大臣は「きょうも大変厳しい交渉が予想されるが、大局的な観点を失わず、政治的な指導力を発揮してひざ詰めの議論を行いたい」と述べました。
これに対しマルムストローム委員は「これまでに一定の進捗(しんちょく)があったが、確かに難しい懸案が残されている。今、前に進める機会の窓は開いているので、できるだけ努力したい」と述べました。
また1日は世耕経済産業大臣もマルムストローム委員と個別に会談する予定です。
一方、山本大臣は1日午後、記者団に対し「閣僚どうしで会えば会うだけ詰まっていっているという実感はある」と述べたうえで「隔たりのある点を浮き彫りにしながら話し合ったが、こう着状態のままだ。厳しい相手の要求、こちら側も譲れない点、そうした隔たりがはっきりとある」と、厳しい交渉が続いているという認識を示しました。
一連の協議では、焦点となっているEUが求めているチーズの関税の撤廃や、日本が求めている乗用車の関税の撤廃などを中心に、早期の大枠合意を目指して大詰めの調整が続けられる見通しです。
1日の協議の冒頭、岸田大臣は「きょうも大変厳しい交渉が予想されるが、大局的な観点を失わず、政治的な指導力を発揮してひざ詰めの議論を行いたい」と述べました。
これに対しマルムストローム委員は「これまでに一定の進捗(しんちょく)があったが、確かに難しい懸案が残されている。今、前に進める機会の窓は開いているので、できるだけ努力したい」と述べました。
また1日は世耕経済産業大臣もマルムストローム委員と個別に会談する予定です。
一方、山本大臣は1日午後、記者団に対し「閣僚どうしで会えば会うだけ詰まっていっているという実感はある」と述べたうえで「隔たりのある点を浮き彫りにしながら話し合ったが、こう着状態のままだ。厳しい相手の要求、こちら側も譲れない点、そうした隔たりがはっきりとある」と、厳しい交渉が続いているという認識を示しました。
一連の協議では、焦点となっているEUが求めているチーズの関税の撤廃や、日本が求めている乗用車の関税の撤廃などを中心に、早期の大枠合意を目指して大詰めの調整が続けられる見通しです。
ソース:NHK ニュース