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べいちゅう首脳しゅのう 北朝鮮きたちょうせんにさらなる圧力あつりょく緊張きんちょう緩和かんわ議論ぎろん

2017-07-08 21:17:41

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アメリカ中国ちゅうごく首脳しゅのう会談かいだんドイツおこなわれ、北朝鮮きたちょうせんかく・ミサイル開発かいはつをやめさせるため、トランプ大統領だいとうりょう中国ちゅうごくにさらなる圧力あつりょくもとめたのに対にたいし、近平ちから国家こっか主席しゅせき圧力あつりょくよりも、緊張きんちょう緩和かんわ優先ゆうせんだというかんがえを強調きょうちょうしました。
べいちゅう首脳しゅのう会談かいだんはちにち、ドイツのハンブルクで、G2じ-つ-ぜろサミットの閉幕へいまくおこなわれました。

冒頭ぼうとう、トランプ大統領だいとうりょう北朝鮮きたちょうせんをめぐる、これまでの中国ちゅうごく対応たいおう謝意しゃいしめしたうえで、「なんらかの行動こうどうらなければならない問題もんだいだ」とべ、習主席しゅせきにさらなる圧力あつりょくうながしました。

北朝鮮きたちょうせんによるICBM=大陸たいりくかん弾道だんどうミサイルの発射はっしゃ実験じっけん発表はっぴょうけ、北朝鮮きたちょうせん資金しきんげん遮断しゃだんするためのあらたな制裁せいさいなどにけて、あらためて協力きょうりょくせまったとられます。

一方いっぽう中国ちゅうごく国営こくえい新華社しんかしゃ通信つうしんによりますと、習主席しゅせきは「中国ちゅうごく対話たいわ協議きょうぎもとづく問題もんだい解決かいけつ主張しゅちょうしている。国際こくさい社会しゃかい対話たいわうながし、危機きき管理かんりつよめる努力どりょく必要ひつようだ」とべ、圧力あつりょくよりも緊張きんちょう緩和かんわ優先ゆうせんだというかんがえをしめしました。

中国ちゅうごく北朝鮮きたちょうせんかく・ミサイル開発かいはつと、だい規模きぼべいかん合同ごうどう軍事ぐんじ演習えんしゅう同時どうじ停止ていしし、アメリカと北朝鮮きたちょうせん直接ちょくせつ対話たいわすべきだと提案ていあんしていて、あらためてこのあん説明せつめいしたとられます。

アメリカがわは、中国ちゅうごく政府せいふ北朝鮮きたちょうせん取り引とりひきしている中国ちゅうごく企業きぎょう個人こじん取り締とりしまるようもとめていて、中国ちゅうごく協力きょうりょくこばめばアメリカの独自どくじ制裁せいさい拡大かくだいするかまえです。

これに対にたいし、中国ちゅうごくがわ国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい決議けつぎもとづかない独自どくじ制裁せいさいには反対はんたいしていて、今後こんご両国りょうこく安保理あんぽりなどでどこまで足並あしなみをそろえることができるかが焦点しょうてんです。
ソース:NHK ニュース