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避難指示中に自宅に戻った住民も 大分 日田
2017-07-14 19:34:17
先週、記録的な豪雨に見舞われた大分県日田市で、避難指示が出続けていたにもかかわらず避難した住民の一部が自宅に戻るなどしていたことが、市が集計したデータなどからわかりました。日田市は「今回の避難の問題点などを洗い出したうえで今後に備えたい」としています。
大分県日田市は豪雨に見舞われた今月5日の夜、土砂災害の危険性が高まったとして9つの地区の1万2000世帯余り、およそ4万人に避難指示を出しました。
市の災害対策本部が集計した避難者数のデータなどによりますと、5日の午後11時までに924人の住民が指定された避難場所などに避難していましたが、その後も避難指示が継続されていたにもかかわらず、翌日6日の午前9時半の時点で避難者の48%に当たる445人が自宅の様子を見に戻るなどしていたことがわかりました。
市内の小野地区では6日の午前中に土砂崩れが起きて集落が孤立する事態となりましたが、災害対策本部によりますと、なかには自宅に戻ったために孤立した人もいたということです。
日田市の災害対策本部では「避難指示や避難勧告が出ていたら、雨がやんでいても危険な状況であることに変わりはない。行政による避難の呼びかけなどに問題点がなかったか洗い出したうえで今後に備えたい」としています。
市の災害対策本部が集計した避難者数のデータなどによりますと、5日の午後11時までに924人の住民が指定された避難場所などに避難していましたが、その後も避難指示が継続されていたにもかかわらず、翌日6日の午前9時半の時点で避難者の48%に当たる445人が自宅の様子を見に戻るなどしていたことがわかりました。
市内の小野地区では6日の午前中に土砂崩れが起きて集落が孤立する事態となりましたが、災害対策本部によりますと、なかには自宅に戻ったために孤立した人もいたということです。
日田市の災害対策本部では「避難指示や避難勧告が出ていたら、雨がやんでいても危険な状況であることに変わりはない。行政による避難の呼びかけなどに問題点がなかったか洗い出したうえで今後に備えたい」としています。
ソース:NHK ニュース