Show Furigana
警察が障害者施設を捜索 障害者が熱中症疑いで死亡
2017-07-15 04:31:19

13日、埼玉県上尾市の障害者施設で知的障害のある男性が車内におよそ6時間取り残されて熱中症の疑いで死亡したことを受けて、警察は、施設側が男性を車から降ろしたかどうかの確認などが不十分だったとみて、15日、業務上過失致死の疑いで施設を捜索しました。今後、押収した資料をもとに安全管理に問題がなかったか調べることにしています。
業務上過失致死の疑いで捜索を受けたのは、埼玉県上尾市にある障害者施設「コスモス・アース」で、捜索は午前10時すぎから3時間にわたって行われました。
この施設では、13日、送迎用の車の中で知的障害のある19歳の男性がおよそ6時間、取り残されて、熱中症の疑いで死亡しました。
県や施設によりますと、ふだん、この施設では、送迎用の車が施設に到着した際、運転手と複数の職員が名簿とつきあわせながら利用者を車から降ろしたかどうか確認しているということですが、事故があった日は運転手1人しかいませんでした。
さらに昼食の際に男性の姿が見えないことに気付いた職員がいたものの、その情報が職員の間で共有されず、そのままになっていたということです。
警察は、男性を車から降ろしたかどうかの確認が不十分だったことや、その後、男性の不在に気付いたものの確認などを怠ったとみて、今後、押収した資料をもとに安全管理に問題がなかったか調べることにしています。
この施設では、13日、送迎用の車の中で知的障害のある19歳の男性がおよそ6時間、取り残されて、熱中症の疑いで死亡しました。
県や施設によりますと、ふだん、この施設では、送迎用の車が施設に到着した際、運転手と複数の職員が名簿とつきあわせながら利用者を車から降ろしたかどうか確認しているということですが、事故があった日は運転手1人しかいませんでした。
さらに昼食の際に男性の姿が見えないことに気付いた職員がいたものの、その情報が職員の間で共有されず、そのままになっていたということです。
警察は、男性を車から降ろしたかどうかの確認が不十分だったことや、その後、男性の不在に気付いたものの確認などを怠ったとみて、今後、押収した資料をもとに安全管理に問題がなかったか調べることにしています。
ソース:NHK ニュース